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ホンダ「オデッセイ」感ゼロ!「コルベット」のグリルをセットしてアメリカンテイスト満載の仕上がりに注目です

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

アメリカのカスタム文化をオデッセイで融合

南カルフォルニアのメキシコ系アメリカ人ことチカーノが発祥とされるローライダー文化。そして、高いペイントクオリティで複雑なグラフィックで魅せるトラッキング、その両方の良いとこ取りの仕上げを施しているのが“TAKASHI KOSHIO”さんの愛車だ。

ペイントで魅せるカスタム

カスタム度MAXの仕上げ方によって、まったくベース車がナニかわからなくなっているが、実は我々がよく知るホンダRA1「オデッセイ」というから驚きだ。このカスタムペイントは、一部ではニュースタイルローとも呼ばれ、その特徴は、ボディリメイクも含め、様々な塗料と技法を用いて鮮やかで派手なカスタムペイントを施す点にある。

ローライダー系ペイントの基本は、キャンディやフレークなどの塗料を使ってパターンやリボン、ウォータースポットやラップペイント等を使って巧みにアレンジを加えて魅せるのが王道だ。このオデッセイもボンネット、サイドに大胆なフレアを描き、複雑な3Dパターンを組み合わせることで、ペイントによるアートとしてニュースタイルローを表現。

ボディリメイクについてはフロントバンパーが1953年式のシボレー「ベルエア」の一部流用加工で取り付け、グリルは1962年式「コルベットC1」用をセットしている。丸目ヘッドライトは完全にワンオフで、このバンパーとライトに合わせてボンネットも現車に合わせて製作した。

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