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トヨタ「ハイラックス」の新キャンパースタイル! 新たなキャブコンモデルがカッコよすぎと話題です

トヨタ「ハイラックス」の新キャンパースタイル! 新たなキャブコンモデルがカッコよすぎと話題です

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏/ダイレクトカーズ

リモートワークにも使えるプライベート空間

一般的なキャンピングカーでは到達できなかった場所へも自由に入っていける高い走破性は、「SUVアドベンチャー・キャンパー」であるBR75ならではの魅力。ワイルドな本格的SUVの外装に対して、車内は心安らぐプライベート空間が広がる。落ち着いたインテリア、機能的なレイアウト、エアコンやシャワーなど、快適な車中泊を叶えるため、キャンピングカーに求められるすべての機能も備わっている。

左リアのエントランス扉から車内を覗くと、左側がリビングスペース、右側がシャワールームへつながるスライド扉がある。リビングにはベンチシートとテーブルを設置し、ルーフトップを立ち上げると大人が立って歩けるスペースも確保できる。

また、テーブルを収納すれば、フルフラットなベッドも展開可能。運転席・助手席上のバンク部分には、セミダブルサイズのプルダウンベッドも備えているので、5名乗車で就寝スペースは大人2名、子供2名のスペースが用意されていた。

構造上かなり制限がある中で、コンパクトなボディながらも必要な快適装備を妥協することなくスタイリッシュに装備。家庭用エアコンも標準装備させるなど、スタイル面だけではなく、実用キャンピングカーとして考え抜いた作り込みは、長年キャンピングカーを手掛けてきた有名ビルダーならではの仕事ぶりである。

ワイルドな機動力を武器に、アクティブに海辺や河原、雪山までガンガン入っていける走破性を持つ“SUVアドベンチャー・キャンパー”は、より豊かに遊びの枠を大きく広げる注目のカテゴリーとして今後の盛り上がりに期待できそうだ。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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