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所有歴37年のアルファ ロメオ「ジュニアZ」を5年前にエンジンオーバーホール! ようやく本調子で楽しめます

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典

定期的にメンテしながら5年前に念願のエンジンオーバーホール

「ジュニアZは、スタイルが好きなんですよ。ホイールはテクノマグネシオにしています。今でこそ、エクステリアがキレイですが、購入当初にとくに状態が悪かったのがフロントバンパーです。この部分のリメイクが大変でした。ジュニアZの1600用フロントバンパーがあいにく欠品だったので、どうしようか、と思ってアレコレ思案していたら、せっかくだから他の部分もやるか、ということになって、結局ボディを全部直すことにしました。パリッとするまでに3~4年かかったうち、2年かけてどうやって直すのかをプランニングし、その間に足まわりをオーバーホール。その後、ボディをやって、エンジンをやって、といった感じです」

作業が終わった1990年以降は定期的に整備をしながらコンディションを維持してきたらしいが、エンジンだけはずっと気になっていたのだという。

「エンジンもやってもらいましたが、本調子ではありませんでした。それで5年ぐらい前にオーバーホールしてもらい、今では本来の性能を発揮できています」

* * *

今年で20周年となったイベント「カフェ・ド・ジュリア」を主催しているクラブ・ビッシオーネには2003年から在籍しているという伴野さん。アルファ ロメオのジュリア系だけを対象としたカフェ・ド・ジュリアには、105/115系のノーマル車ばかりが集まるので、これからオーナーになりたいと思っている自動車趣味人は来年の春に見学してみるといいだろう。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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