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トヨタ「86」オーナー同士で結婚! 今では「GR86」に子どもを乗せて、イジりも走りも楽しんでます

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TEXT: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)  PHOTO: 近藤浩之

先代86に10年乗って、半年前に新型GR86を買ったばかり

東京のA PITオートバックス東雲で月1回ペースで開催されている「モーニングミーティング」。2023年3月19日(日)は「86/BRZ」をテーマに、ノーマルからカスタムまでさまざまな86とBRZが集合し、日曜の朝をともに過ごした。その中から、お子さんと一家4人で参加していたGR86オーナーを紹介しよう。

夫婦の出会いのきっかけは86

家族でモーニングミーティングに参加していた“マオ”さんファミリー。イベントに参加していたのは2023年式のトヨタ「GR86」だったが、じつはそれ以前に所有していた初期型の「86」がマオさんファミリーを結び付けたのだそうだ。

初期型の86を10年間所有していたマオさんは、mixiからスタートした「関東コミュニティ」という86/BRZのグループを主催しており、独身時代にオフ会で同じく86に乗っていた奥さまと知り合い、ご結婚に至ったのだった。

そんな思い出の86も10年が経過しボディもヤレてきた、ということで2022年の秋、新型のGR86を新古車の状態で購入。以前の86はかなり手を入れていたそうだが、新型に乗り換えた感想を伺ってみた。

「別物ですね。旧型で欲しかったボディ剛性だったり、エンジンパワーだったり、そういうところがほぼ網羅されたので、私としては試乗してこれしかない! と思いました。ハンドリングからして全然違いますね。前のクルマはボディを補強していたんですけど、今のクルマは全く補強を入れていない状態でも問題ないです」

いずれはサーキットも走れる仕様へ

現状では、17インチのレイズTE37ホイール、ファイナルコネクションのサス、パワークラフトの排気系、追加メーターなどを追加装備しているが、今後は時期を見てさらに手を入れる予定もあるそうだ。

「今は子どもが乗るときもあるので、ロールバーとかは入れないですけど、それ以外はできる限り全部やっちゃおうかなとも思っています。イジる前提で購入したので、グレードも落として一番下にしています。シートもどうせ変えちゃうし、みたいな感じです。今履いているホイールは購入した時から入っている9.5Jですが、同じTE37の9Jの17インチを今注文しているところです。次は吸気系に、熱対策を含めてボックスタイプのエアクリーナーを考え中です。その後はECUなんかもやろうかな、とも思っています。そうしたらサーキットも行こうかな」

仲間を増やしてくれるクルマ

旧型・新型と2世代の86を乗り継いでいるマオさんにとって、86とはどんなクルマなのだろうか。

「スポーツカーだけど、こうやって家族も乗れるし、ある程度はいろんなところに行けるポテンシャルもある。それでこのクルマを通して仲間が作れるのがいいですね。86がきっかけで知り合って、10年以上付き合ってる方もいます」

さまざまな仲間を増やしてくれた86。そして奥さまとの出会いのきっかけになり、お子さんが誕生してからも乗り続けられる86というクルマは、まさにマオさんにとって、なくてはならないパートナーのようだ。

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