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ダイハツ「ミラココア」をディズニー映画『トイ・ストーリー』のキャラクター仕様に! なのにマフラーは竹ヤリ仕様!!

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

「トイ・ストーリー」のキャラクターにあわせてカスタム

「とっても可愛いでしょ!!」われわれにそう話かけてくれたのがダイハツ「ミラココア」オーナーの“あずcoco”さんだ。カスタムも独特だが、何よりも目に飛び込んでくるのはリトル・グリーン・メンだらけのグッズたち。大好きを全面アピールする仕上げで、可愛らしさ全開のミラココアには、意外性のある興味深さとギャップを楽しむ面白さもあった。

ワンポイントとなるワイパーは宇宙服をイメージ

リトル・グリーン・メンは「トイ・ストーリー」に登場する大人気のキャラクターで、体は緑色、目は3つ、とんがった耳に1本の触覚を持つエイリアンだ。トイストーリーの全作品に登場するキャラクターで、その描かれ方が、純粋さと揺るがない忠誠心を持つ個性派キャラとしてファンを魅了している。

あずcocoさんは、とにかく他のキャリクターよりもリトル・グリーン・メンにぞっこんで、自らの愛車を完全にリトル・グリーン・メン仕様として作り込んでしまった。

外観は純正で、カラーはマスカットグリーンでグリルも同色にペイント。すべてが同じ色では面白くないので、バンパーダクト、フォグランプリング、ルーフレール、ルーフラックは白ペイントにしている。また、ワンポイントとしてワイパーはリトル・グリーン・メンの土星のマーク入りの宇宙服をイメージして水色にペイント処理が施されている。

キャラクターで埋め尽くされたインテリア

一方、内装については大好きなキャラクターで埋め尽くすこだわり抜いた作り込み。まずイメージカラーであるグリーンで車内を統一。ダッシュボードをグリーンにペイントし、ドアもルーフもグリーン仕上げ。

ステアリングカバーはリトル・グリーン・メン仕様で、よく見るとメーター内部も数字と目盛りを変更。ここにはスワロフスキークリスタルを貼り、3人のリトル・グリーン・メンを座らせてリメイクが施されている。エアコンダクトやシフトノブといった小物類はグリーンではなく水色と紫でコーディネイト。ドアの内張もよく見ると塗り分け処理されていた。

可愛らしさ重視の仕上げではあるが、あらためてミラココアを見てみると、車高はベタベタのシャコタンで、履かせているホイールはSSRのマークI、さらにマフラーはフルストレートの竹ヤリをセットしている。ここだけ見れば、そのスタイルはなんだか族車チック。

実はあずcocoさんは、そっち系も好きで、可愛らしさと悪さという正反対のギャップを楽しむカスタムをミラココアに施して楽しんでいるのだ。

今後の予定は足回りのバランスをもっと煮詰めていくという。このコメントからも伝わる通り、ただのリトル・グリーン・メン好きでないことがよくわかる。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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