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ダイハツ「ネイキッド」に80年代ホイールを装着! 筋金入りのホイール&レイズコレクターは弱冠30代でした

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TEXT: 塩見 誠(SHIOMI Makoto)  PHOTO: 横澤靖宏

かつてハイソカーの定番ホイールだった「スーパーボルク」

レイズのホイールを愛好するファンたちのためのイベント「2023 RAYS FAN MEETING」が2023年4月23日に開催され、800台以上が集結。ダイハツ「ネイキッド」に乗っている四ノ宮さんはまだ30歳代だが古いカスタム、ドレスアップにカッコよさを感じるということから、15×6.5J 40サイズの「スーパーボルク(SUPER VOLK)」をセットして参加していた。

自宅にはレアなホイールやパーツのコレクションがギッシリ

話を聞いてみるとじつは四ノ宮さん、かなり本格的なホイールマニアだった。なにしろ自宅には、30~35年ほど前のホイールやパーツをたくさんコレクションしていて、今回レイズのイベントということでコレクションの中から、グループCマシン「トムス84C」で使われていたホイールのディスク部や、「ボルクレーシング370」のホイールディスクなども持ち込んでいた。

さらに、わざわざ懐かしいステアリング「ボルクC1」も持ってきていたりするし、コレクションの中にはグラチャン時代のホイールもあるそうだ。イベント当日にセットしていたスーパーボルクも、これ以外に新品もコレクションしている。こういう人をマニアと言わずしてどうするのか。

ショップの死蔵品などを根気よく探してアイテム収集

しかしなぜ、こういった古いホイールに憧れるのか。これらのホイールが現役だった当時、筆者は「オートファッション」という雑誌の編集者だったのだが、その話をしたところ、四ノ宮さんは当時の雑誌もコレクションしているとのこと。もともとクルマ好きだった四ノ宮さんが、カスタムを考えていろいろと調べていったとき、80年代後半から90年代にかけてのクルマやカスタムパーツの魅力に目覚め、そこから当時の雑誌を集めて情報を得ていったそうだ。

実際にアイテムを手に入れた手段はさまざま。当然ネットオークションなども利用しているが、大きかったのはプロショップの死蔵品などを探していけたこと。お店側としては倉庫で場所をとっていた、持っていることも忘れていたような、使い道すらないアイテムを、いろいろな伝手をたどって問い合わせをして集めていった結果、コレクションが充実することになった。

* * *

こうしたコレクションは、刺さる人には刺さるが、興味のない人にとってはまったく意味がないもの。そういうものに光を当ててくれたのは、このレイズファンミーティングというイベントである。

ここで紹介したパーツを見て懐かしいと思った人は、どこかのミーティングで特徴的なネイキッドを見かけたら、当時の懐かしい話を四ノ宮さんとしてみてはいかがだろうか。まだ日の目を見ていないレアアイテムを持っている人も、ぜひレイズファンミーティングのような場でそのアイテムを紹介してもらえると、ホイールの歴史、文化が繋がっていくことになるはずだ。

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  • 塩見 誠(SHIOMI Makoto)
  • 塩見 誠(SHIOMI Makoto)
  • 1965年生まれ。学生時代からオートバイとクルマに熱中し、自動車雑誌編集ののちフリーランスライターに。これまでAE86トレノ、CC72Vアルトワークス、E38AギャランVR-4RS、1980年式シロッコ、CD9Aランサー・エボリューション、プジョー306スタイルなど、クルマを乗り継ぐ。オートバイはCB250RS、RZ250、ZZ-R1100、T-MAXなどつねに複数台所有。現在の愛車はフタ桁ナンバーのアルファ ロメオ156V6とサーキット遊び用のNCP91ヴィッツRS・TRDターボM、JA45クロスカブ。
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