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「パンテーラ」ではないデ・トマソのクーペは600万円!「ロンシャン」は知る人ぞ知る的な通好みの名車でした【スーパーカー列伝15】

「パンテーラ」ではないデ・トマソのクーペは600万円!「ロンシャン」は知る人ぞ知る的な通好みの名車でした【スーパーカー列伝15】

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: Courtesy of RM Sotheby's

17年間で409台が生産、日本で見ることは滅多にない希少車

さすがにスーパーカーブーム全盛時にロンシャンを見る機会は無かったが、なんと1989年まで生産され、全部で409台がラインオフしたそうだ。ロングセラーのわりには生産台数が少ないなぁ~と思って、大型の4ドアサルーンであるドーヴィルのヒストリーも調べてみたら、こちらは1970年から1989年までの間に約350台が生産。ロンシャンよりも長い期間造られたのに生産台数が少なかったので、驚いてしまった。

* * *

ロンシャンはわずか409台しか生産されていないが、たまにオークションに登場することがある。2020年6月3~11日にドイツでRMサザビーズが開催した「THE EUROPEAN SALE FEATURING THE PETITJEAN COLLECTION」オークションでは、1978年式デ・トマソ ロンシャンが、4万9500ユーロ(当時レートで邦貨換算約600万円)で落札された。新車時にまずイタリアで納車され、今回ドイツ・バイエルン州のコレクションから提供されたそうだ。走行距離7万km未満、オリジナルエンジン搭載車とのことなので、大変貴重な2ドアクーペがこの価格であれば超お買得だといえるだろう。

■スーパーカー列伝の過去記事はこちら

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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