自分の年齢にふさわしいクルマとしてレクサス「LS460」を選択
若い頃は峠などを走ることを楽しみ、自分の愛車をイジって遊んでいた”マロチー”さん。現在44歳になり、自分の年齢にふさわしいクルマとしてレクサス「LS460」を選択。ただ、スタンダードのままでは物足りず、大人のVIPスポーツを意識した鋭いチューニングを施していた。
ラインナップにないキットを力技で装着
激しすぎるカスタムは卒業し、今ではすっかり落ち着いてしまったと話す”マロチー”さん。たしかに現在の愛車であるLS460の見た目は、純正の良さを崩すことなくスポーティなエアロを組み、程よい感じで車高が下げられている。しかし、その仕様について詳しく話を聞いてみると、なんと高速ツアラーとしてハイポテンシャルを与えられたチューンドLS460に仕上げられていた。
過去にチューニングにハマって、「RX-7」や「R32GT-R」で散々カスタムした経験を持つオーナーにとって、ノーマルのLS460はとても快適だが、パワー感が薄く、走りに物足りなさを感じていたそうだ。もっと力強いトルクが欲しい……、そんな想いで再びチューニングに目覚め、選択した仕様がHKSスーパーチャージャーキットの装着だった。
じつはこのキット、現在はすでに販売が中止され、廃盤になっている。しかも“マロチー”さんのLS460は後期モデルになるため、前期・中期用に設計されたHKSスーパーチャージャーキットを見つけてもボルトオン装着できない事が発覚。しかし、“マロチー”さんはあきらめることなく、今までのチューニングの経験からどうにかなるだろうというノリで廃盤のHKSスーパーチャージャーキットを探し出して購入。知り合いのショップに預け、ワンオフ加工を施してLS460後期スーパーチャージャー仕様を完成させた。