アンクラム選手は26位、ベル選手は16位でチェッカー
アンクラム選手は、8列目のアウト側からグリーンフラッグを受け、今回もイエローコーションを活用したピット作戦で第1ステージを10位で終える。第1ステージ終了から第2ステージのリスタートまでのステージコーション中はコース上に留まり、第2ステージも10位で終えた。レースの大部分でトップ10内を走り続けていたが、最終的に26位でフィニッシュとなった。
そしてもう1台、今回HREの「#61 TOYOTA TSUSHO TOYOTA TUNDRA」で参戦となったクリストファー・ベル選手は、2018年以来初のトラックシリーズのスタートを切った。2017年のクラフトマン・トラック・シリーズのチャンピオンは、スタートから素晴らしいペースで追い上げて第1ステージのほとんどでトップ5内を走り、3位でステージ・チェッカー。つねにトップ集団の中で快走を続ける。
イエローコーションによる80周目のリスタート時には、2番手に61号車、その後ろに16号車が並んでリスタート。しかしこのステージでの、ハイペースの追い上げによるリアタイヤの消耗が激しく徐々に順位を下げてしまう。
そこからステージ2の終了までは我慢の走りを続け、140周目のステージコーションでタイヤ交換とマシンに調整、給油を行い最終ステージは11番手からスタートとなる。最終ステージでもベル選手はまたもや怒涛の追い上げを見せ4番手まで浮上するが、他車からの接触によりマシンやタイヤに損傷を受けペースが下がるものの、最後まで粘り強く走り切り16位でチェッカーを受けた。