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DIYで「リバティーウォーク」仕様になった日産「R35 GT-R」の完成度が凄すぎ! カスタムを自分で楽しむ愛車ライフを紹介します

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

一目惚れした「R35 GT-R」

リバティーウォークのワークスフェンダーを装着させた日産「35GT-R」のカッコ良さに衝撃を受けた“YUTA”さん。自分のクルマ人生の中で、どうしても手に入れたいクルマが見つかったことで、仕事を頑張り貯金して念願のR35GT-Rを購入。手に入れてから、さらに仕事を頑張って、自分にとってお気に入りのパーツを絞り込んで購入。製作期間、約3年を費やして完成させたR35GT-Rを披露してくれた。

カスタムは基本はすべてDIYで

YUTAさんはDIYが大好きで、昔から自分のクルマは自分が思うがまま手を加えながらイジることを趣味にしていた。そのため、この35GT-Rもパーツ交換や装着に必要な加工等は自分で行い、塗装も自宅ガレージ内で仕上げてしまったというから驚きだ。

ボディについては憧れのリバティーウォーク製のワークスフェンダーを軸に、同じリバティーウォーク製のフロントバンパーと合わせて装着。サイドステップとリアバンパーは純正のままだが、リアウイングはDIYでダックテールタイプを製作し装着。リアゲートの一体感を出すためにスムージング処理を施していた。

ワークスフェンダーに合わせて装着させたタイヤ&ホイールは、こだわりのピレリP-ZEROで、サイズはフロント:275/35-20、リア:305/30-20タイヤをセット。また、ホイールはエッジの効いた5本スポークが特徴のワーク・グノーシスFCV03をセレクト。サイズはフロント:11.5J、リア:12.5Jの深リムマイナスオフセットモデル。ワークスフェンダーならではの迫力をより一層引き立てる選択といえるだろう。

外装については、他にもヘッドライトをヴァレンティ ジュエルヘッドライトに交換。これは完全ボルトオンで前期型が後期型ヘッドライト仕様になるのでお薦めということ。また、LEDライトバーによる光のアピールも強くなり、純正とは比べ物にならない美しい光によって注目度が高められる。もちろん、このヘッドライト交換もYUTAさんがDIYで取り付け作業を行った。

さらに、DIYネタは見えないところにも。実はマフラーの音質を変えるために中間パイプを切断し、より太いタイプに交換している。そのため、アイドリングは純正レベルだが、アクセルを踏み込み、回転が上昇すると重低音が轟く排気サウンドが楽しめる仕様となっている。

* * *

大迫力ボディを持つリバティーウォーク仕様のR35GT-R。スタンダードモデルにはない圧倒的な存在感が魅力的だ。このスタイルならば、GTウイングを装着してしまいがちだが、あえての自作ダックテールという点がセンスのよさを伺わせる。YUTAさん曰く今後の予定は、フロントのカナード、ウインカーミラー、そしてトランク内の魅せるオーディオの作り込みということだった。完成が楽しみだ。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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