さりげなく記念モデルを主張する特別な装備
エクステリアには、ベントレーでは初となるシルバーのブレーキキャリパーを装着。ボディに「Speed EDITION12」のバッジがさりげなく備わり、エンジンカバーにはシリアルナンバー入りのプレートが装着される。また、明るいグレーグリーンで日差しに照らされるとわずかに銅色に輝くという、新色のオパライトがオプションで用意された。
室内では、マリナーシルバーのパイピングとエディション12の刺繍が施されたシートを採用。シート上部はコントラストステッチが施されたキルティング加工が用いられた。ドアパネルも同様に、キルティング加工にコントラストステッチが施される。エアベントを操作するオルガンストップは12を削り出したデザインを取り入れ、グローブボックスのブラックパネルにはエディション12のバッジとW12エンジンの始動順列が刻まれる。
パネルには光沢のあるグランドブラックが用いられ、インテリアのメインカラーはベルーガブラックに。ブラックで統一することも、ブルネルブルー/クリケットボールレッド/リネン/オレンジをアクセントに用いることも可能となっている。
そして、この記念モデルの購入者にはW12ブロックの精密な15%スケールモデルが贈られる。これは本物のW12エンジンブロックから取り出したアルミニウムで鋳造されており、「ベントレーの最も重要でパワフルなエンジンのひとつであるW12エンジンを永久に記念する」ものとなるという。