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彼女のアルファ ロメオ「155」は父親譲り。「子どもの頃から家族一緒に乗っていた大好きで大事なクルマ」でした

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TEXT: 塩見 誠(SHIOMI Makoto)  PHOTO: 横澤靖宏

好きが高じて2台所有するアルフィスタ女子!

倉田麻純さんが「レイズファンミーティング」に乗ってきたのは、アルファ ロメオ「155」の後期型2.5L V6エンジン搭載車。シングルカムV6エンジンは、のちにアルファ ロメオ「156」に搭載されたツインカムV6よりもサウンドが美しいことから、高評価を得ているものだ。

子どもの頃から一緒に過ごしてきた155

この155はもともと、麻純さんの父親が愛車として乗っていたもの。その後、抹消登録をして自宅で保管していたそうだが、麻純さんが新たに登録し愛車として引き継いでいる。そのときに赤のボディ色が退色していたため、ネイビーにオールペンを施した。

その後、ブレーキにアバルト用のブレンボを装着。ホイールは16×7.5JサイズのTE37 SONIC SLをセットするなど、さまざまなカスタマイズをおこなった。サスペンションはオーリンズDFV車高調をチョイスし、排気系はメタルキャタライザーとチタン製マフラーを装備することで、もともときれいだったエキゾーストノートは、硬質で美しいものへとグレードアップ。

買い物から通勤まで、さまざまな用途に使っており、乗りはじめてからこれまでの5年間、とくに大きな故障はなし。子どもの頃から父親と一緒に乗っていた155は、麻純さんにとって大好きで大事なクルマとなっている。

さらに「155が大好き」というのが高じて、麻純さんはもう1台155を手に入れてしまった。そのモデルはアルファ ロメオ「155 Q4」。知っている人は知っている、ランチア「デルタHFインテグラーレ」に搭載されていた2L 4気筒ターボエンジンと、フルタイム4WDシステムの駆動系を移植したモデルだ。

こちらは保管場所の問題から実家で預かってもらっていて、父親が用事などで出かける際に使っているとのこと。そんな155好きの麻純さんが選んだTE37 SONIC SLは、4H専用設計のSONICをさらにシェイプアップした、高レベルの強度と軽さを実現したもの。ヤングタイマーに履かせるホイールだからこそ、軽くて強いものを選択したのは、まさに王道といえるものだろう。

ちなみに、レイズファンミーティングに一緒に参加した、ランチア「デルタ インテグラーレ エボルツィオーネ」のオーナー、田口航平さんは婚約者で、2023年5月に入籍予定とのことだった。つまり、新居の駐車場にはインテグラーレと155が並ぶことになるのである。なんともエンスーなカップルである。

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  • 塩見 誠(SHIOMI Makoto)
  • 塩見 誠(SHIOMI Makoto)
  • 1965年生まれ。学生時代からオートバイとクルマに熱中し、自動車雑誌編集ののちフリーランスライターに。これまでAE86トレノ、CC72Vアルトワークス、E38AギャランVR-4RS、1980年式シロッコ、CD9Aランサー・エボリューション、プジョー306スタイルなど、クルマを乗り継ぐ。オートバイはCB250RS、RZ250、ZZ-R1100、T-MAXなどつねに複数台所有。現在の愛車はフタ桁ナンバーのアルファ ロメオ156V6とサーキット遊び用のNCP91ヴィッツRS・TRDターボM、JA45クロスカブ。
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