デルタ以外にインテグラも所有!
「レイズファンミーティング」で見かけた、ランチア「デルタHFインテグラーレ エボルツィオーネ」。購入してから4年目というオーナーの田口さんは、初めてこのクルマに乗ったとき、街中ではかったるさを感じていたそうだが、峠道に行ってはじめてその愉しさを実感し、購入を決めたそうだ。
デルタ インテグラーレのシルエットにピッタリのTE37
現在では年間1万kmほど乗っているそうだが、とくに大きなトラブルの経験はないとのこと。インテグラーレは電装系のトラブルが多いとよくいわれるが、この個体ではとくに問題が起きていないそうだ。購入したときに装備されていたスパルコのスポーツシートは、現在は純正シートに戻し、退色していたボディはオールペンでリフレッシュしている。
そんな田口さんがデルタエボのホイールとして選んだのは、レイズのTE37だった。これはJR南武線、武蔵新城駅の近くにある、ストリートライフというショップがオリジナルサイズで製作したもの。16インチサイズでタイヤは255/45R16のヨコハマ・アドバンネオバをセットしていた。
グリップ力が高く、ウエット性能も高いこのタイヤとTE37の組み合わせは、ハイパワー4WDというデルタエボにぴったりのキャラクターを持っていて、オーナーの田口さんも大満足。ルックス的にもTE37のストレートなスポーティさが、16バルブエンジンを搭載した後期型デルタ インテグラーレのシルエットにピッタリとマッチしている。
ちなみに田口さんは、このデルタエボのほかにホンダ「インテグラ」(DC2)を2台所有している。それも1台は、丸目4灯のSi VTECで、もう1台はアキュラ インテグラタイプR。このラインアップを見ると、田口さんがスポーツカー好きというだけではなく、マニアな嗜好を持っていることが理解できるはず。
そんな数奇者が、コダワリ抜いて選んだホイールがTE37であり、パートナーであるアルファ ロメオ「155」のオーナー、倉田麻純さんもTE37 SONIC SLを履いているというのは、センスが合うというか趣味が合うというか、いいものを選ぶ目が揃っているということ。二人揃って全部で5台のクルマを維持していくというクルマ道楽ライフを楽しんでほしい。