高い悪路走破性を持ちながら上質な室内空間
本格的な悪路走破性を持ちながら、車内はラグジュアリーの極み。EQSセダンに対して約50mmほど高くなったヘッドクリアランスにより、広々とした空間が広がる。シートはダイヤモンドステッチをあしらったナッパレザー。MBUXハイパースクリーン(EQS 450 4MATICはオプション設定)装着車は、幅1410mmのワイドなガラススクリーンに内包される3つのディスプレイが先進性を強調する。センターのメディアディスプレイと助手席は有機ELモニターを採用し、美しい映像を楽しめる。
ラゲッジスペースは、3列目を起こしたままの7人乗り状態で195L。3列目を倒せばゴルフバッグ4つが積載可能となり、2列目まで倒すことで最大2020Lもの大容量スペースが広がる。
ラグジュアリーでありながら本格的な悪路走破性をもち、それでいて最大593km走行可能な電気自動車が、EQS SUVなのである。
メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は、以下のようにコメントしている。
「メルセデス・ベンツの電気自動車は、2022年にグローバルで約15万台を販売。2021年は約9万台ですので、約1.6倍強となっています。日本市場は、2021年の約1000台に対し、2022年は約2000台と約2倍の販売台数を記録しました。日本の電気自動車市場にはまだまだ可能性が残されていると考えており、より多くの方にメルセデス・ベンツの電気自動車について知っていただき、安心して乗っていただけたらと思っております」
そのための取り組みのひとつとして、多くの著名人にメルセデスEQシリーズを体験してもらい、その魅力を伝えてもらうための「EQカタリスト」を設定する。第1弾はプロサッカー選手の三笘 薫選手とシュミット・ダニエル選手の2名。今後、メルセデスEQシリーズの魅力をSNSなどで発信していく予定である。
* * *
報道陣にEQS SUVが披露されたのは、世界初のメルセデスEQ専売拠点である「メルセデスEQ横浜」。2022年12月にオープンした際、参考展示としてEQS SUVを披露したところ、たくさんの反響があったそう。メルセデス・ベンツの電気自動車を牽引するフラッグシップとして、注目を集める1台となること間違いなしだ。