ハイエース用のお手軽アイテムが登場
スズキ「ジムニー」やトヨタ「ハイエース」などのアクセサリーパーツやプロテクターモールの企画・製造・販売を行う、埼玉県八潮市にある「愛工房(めぐみこうぼう)」。同社は、給油口やシフトパネル周りなどをオシャレにカスタムできる貼りものアイテムはもちろん、「おたすけゴムゴムバンド」など便利グッズの販売も行っています。今回はハイエース用の新商品「TRD専用フロントスポイラー バンパーガード(FRP製)」を紹介します。
純正風に見えるドレスアップパーツ
一見純正オプションのようにも見えるバンパーガードですが、トヨタカスタマイジング&ディベロップメント(TCD)が手がけるブランドのひとつである「TRD」が販売する、ハイエース用フロントスポイラー(LED付き)を装着した車両の専用アイテムとなります。
最近の4WDカスタムブームで、TRD製のフロントスポイラー装着車を見かける頻度が増えてきたことを受け、愛工房の代表取締役である天野信昭氏は「もっとワイルド感を演出できないか」と考え、今回のアイテムを開発すると決めたそうです。
製品の大きな特徴はFRPを鉄パイプのように表現しているところで、端の部分にはキャップをつけたように見える処理を施しています。パイプ径は48.6mmと一般的に使われる単管パイプのサイズに合わせていることで、ワイルドな印象となりました。
「パイプは太すぎると無骨になりすぎて、細すぎると力強さがなくなるので、ベストなサイズを探すのに少しだけ苦労しました」と天野社長。
軽量なので女性でも装着可能
適合車種は、ハイエースの2013年12月以降のモデル(4型〜現行7型まで)の標準ボディ車であれば装着可能です。
取り付け方法は、ハイエース純正グリルのネジ3カ所とバンパー下部の両端2カ所の計5カ所を外します。つぎに製品をあてがい、ネジで止めるだけで取り付け完了。先に触れている通り、素材はFRP製ということもありパーツ自体が軽く、女性の私でも片手で持てるくらいの重量なので、1人で取り付けも楽々でした。
「すぐ取り付けられてカスタムができる」をモットーに商品開発をしている天野氏の思いが伝わってきます。
ほかにも天野氏のこだわりが詰まっていました。たとえば、TRDスポイラーを止めるボルトが隠れないよう、装着後もチラりとネジ頭が見える位置に収まるように隙間が設けられていました。ちなみにこの隙間があることで、ゴミが溜まりにくく洗車がしやすくなる上に、密着させて取り付けると振動などで発生するビビり音を防ぐ役割も担っています。またパイプエンドには、水抜き穴も用意されていました。
カラー展開は、シルバーとカーボンの2種類を設定。素地の状態で購入することも可能で、自分の好きな色に塗装するのもありですね! まるで純正オプションパーツ風の「TRD専用フロントスポイラー バンパーガード(FRP製)」の価格は、黒ゲル(素地)が3万9000円、シルバーは5万8000円、カーボンは8万5000円で、すべて送料・消費税込み(離島は別途送料)となります。
発売は、2023年6月11日(日)から。なお、同日に大阪府泉大津市で開催されるSBM(スタイルボックスミーティング)に出展し、そこでは即時販売会も行うそうです。気になる方はぜひ足を運んでみてくださいね。
愛工房
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