パワフルなプロポーションを叶えるエアロも設定
販売の現場で聞いた話では、まず売れているのはM4で、おおよそM4とM3の割合は4:1だという。これは歴代のM3が日本市場では2ドアだけだったことが理由だろう(2023年1月20日に、M3コンペティション M xDriveツーリングを日本導入)。MTとATでは大多数がATを選ぶそうで、MT派は過去のM3などの代替えの方がいる程度で、さらに現在ではM2もあることから、MT派はM2とM4に流れて、ボディが大きくなった現行のM3&M4ではATが主流なのだろう。
また、Mパフォーマンスパーツのなかで人気を博しているのがエアロパーツで、車両購入時に装着する人もいれば、点検などのタイミングで少しづつ装着して違いを楽しむ人も多いなど、個人の好みのタイミングでカスタマイズを楽しんでいる様子。これは純正ならではで、12カ月ごとにパーツをちょい足しするなんていうのが楽しそうだ。
また意外なほど純正ホイールが人気とのことで、標準装着(鍛造)のタイヤが減ったタイミングで純正ホイールにスタッドレスタイヤを装着、新しくMパフォーマンスから発売されている鍛造ホイールに夏タイヤを装着する方がほとんどだという。
いずれも、すべてが純正であり、ディーラーで装着できて、もちろん車検対応のMパフォーマンスのパーツ群。M3&M4以外にも多数用意されているので、BMWオーナーは純正パーツにも注目してほしい。