愛車のホイールを一新してみよう
クルマの使用年数が年々長くなっていることをご存知だろうか。一般財団法人自動車検査登録情報協会によると、1981年の乗用車の平均使用年数が8.7年であるのに対して、2021年では13.87年にまで伸びているのである。様々な理由があるだろうが、AMWで注目したのは、愛車を長く大切に乗り続ける際に自分の好みのスタイルにカスタムすることがとても大切であるということである。そうすればより愛車に愛着が湧くはずである。そのカスタマイズの第一歩となるのが、ホイール交換なのである。
一目惚れしてしまうデザイン
ホイールは、ドレスアップ効果が大きいアイテムである。同じクルマであっても、選んだホイールによってクルマ全体のイメージは大きく変化する。逆にいえば、自身が求めているイメージ、たとえばスポーティにしたいとかゴージャスにしたいなどといったコンセプトにあわせて、それにマッチしたホイールを選ぶことが大事だ。
Kranze Schritt(クレンツェ・シュリット)
こうした視点からウェッズが開発した新製品『Kranze Schritt(クレンツェ・シュリット)』を紹介しよう。
シュリットはゴージャスなテイストを演出するのにもってこいのホイールである。ディスクは表側に2 × 8デザインのスポークを配し、奥にはクロスするサブスポークを置くことで、奥行きを感じさせてくれる。カラーバリエーションは全体をクロームとしたもののほか、奥側と表側を塗りわけたSBC/ポリッシュ、ブラックバフ/ブラッシュド、セピアブラック/ポリッシュ、オリエンタルレッド/ポリッシュという、2トーンパターンを4種用意している。
そんな表情の豊かさと存在感の強さからこのシュリットは、ボディのボリュームが大きいSUVやミニバン、大型セダンなどにマッチさせやすい。これらのモデルは、純正装着サイズの大型化が進んでいて、そのぶんホイールチェンジにおけるイメージの演出効果は大きい。そのとき、シュリットの存在感の強さとカラーバリエーションの豊富さは、大きな武器となるはずだ。
さらにシュリットの持つ表情は、欧州車のデザインコンセプトにマッチさせやすい。開発段階から欧州車向けのデザインにすることは意識しており、そのためPCDは国産車向けの114.3のほか、120も用意されている。