WEB限定のフェアレディZ(Z31型)は数量限定
ラジコンからミニカーまで手がけ、幅広い車種をラインナップする模型メーカーの京商。同社からコンビニエンスストアミニカーシリーズの最新作「KYOSHO 64 Collection Vol.02」が2023年6月8日に発売された。全国のファミリーマートの一部店舗(一部車種は京商オンラインサイト)にて購入できる。
手のひらサイズのエントリーシリーズ
コアなファンなら覚えているかもしれないが、京商のコンビニシリーズといえば、2004年11月に発売した1/64スケール「フェラーリミニカーコレクションVol.1」を皮切りに、ランボルギーニ、ポルシェ、トヨタのスポーツカーなどさまざまな車種をリリース。
残念ながら2016年12月で一度シリーズが終了となったが、2020年1月に「KYOSHO MINI CAR & BOOK」が創刊し、現在はVol.14が発売されている。そうして同製品を継続しながら、「KYOSHO 64 Collection」は幅広い層が手に取りやすく、ミニカー好きの裾野を広げる役割を担うモデルとして人気を博している。
第1弾は「トヨタ」。TA22型セリカ(1970年)、A70型スープラ(1988年)、A80型スープラ(1997年)、現行センチュリー(2018年)と世代の異なる4車種で各2カラーを展開した。
待望の第2弾は「日産」。フェアレディZ(Z31型)、Be-1、180SX、シルビアの4車種を各2カラーで展開。これにKYOSHO WEBのみで購入可能な特別色のフェアレディZ(Z31型)を加えた、合計9台というラインナップとなる。
なお、同色・同グレードによる再生産の予定はないとのこと。さらにWEB限定のフェアレディZ(Z31型)は、少量生産のようなので、欲しい方はお忘れなく。
従来の1/64スケールはブラインドボックスだったこともあり、車種やカラーリングは開けてみるまでわからない「ワクワク感」が楽しみのひとつであった。「KYOSHO 64 Collection」では、欲しいモデルが確実に購入できるように、車種が見えるデザインのボックスに入っているのも特徴のひとつだ。
ミニカーのディテールをシルビア(S13型)でチェックしてみると、1/64スケールという小さなサイズでありながら、エクステリアは実車のディテールを余すことなく再現。例えば、シルビア(S13型)のアイコンでもある透明アクリルを用いたクリスタルグリルのロゴや、サイドにあるK’sのエンブレム、TWIN CAM TURBO INTERCOOLER のデカール、ボディカラーのツートーン塗り分け、マフラーなども1/64スケールに落とし込まれている。
価格は1540円(個/消費税込)と、クオリティを考えるとコスパ最強だろう。
今後の展開としては、国内外の自動車史を彩った名車だけでなく、他社では製品化されないようなレアなモデルまで、開発陣が「面白い」「欲しい」と思う車種をリリースしていくというのだから、楽しみだ。
■商品説明はこちら
https://dc.kyosho.com/ja/kyosho-64-collection-v2
【商品概要】
・商品名:KYOSHO 64 Collection 02 NISSAN
・発売日:2023年6月8日(木)
・価格:1540円(個/税込)
・販売店:ファミリーマートの一部店舗(取扱店舗はWEB商品ページにて公開)、一部商品はKYOSHOオンラインで発売
・製造:京商株式会社(http://dc.kyosho.com/ja/)
・商品内容:1/64スケール・ミニカー
【1/64スケール ダイキャスト製ミニカー】
・ミニカー素材:亜鉛合金、ABS樹脂、PVC(非フタル酸系)、ポリスチレン
・ギミック:開閉機構なし
・その他:ディスプレイ台座が付属