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なぜ米国「ルート66」のスタート地点は3カ所ある? シカゴ中心部の観光とともにすべての始点を巡ってみよう【ルート66旅_03】

なぜ米国「ルート66」のスタート地点は3カ所ある? シカゴ中心部の観光とともにすべての始点を巡ってみよう【ルート66旅_03】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

なぜか「終点」の看板はとっても地味

話をスタート地点の変遷に戻そう。ルート66が創設された1926~1937年は、現在の終点すなわちジャクソン・ブルバードと、ミシガン・アベニューの交差点が始まり。ただし復活後に作られた「ROUTE 66 END」の看板はあれど、マザー・ロードが誕生した記念すべき地としてはだいぶ地味だ。

1937~1985年と最も長い期間にわたっての始点だった、ジャクソン・ブルバードとレイクショア・ドライブの交差点は、さらに素っ気なく看板のひとつすらないことに驚かされる。西の起点であるサンタモニカは有名な観光地で、ルート66のグッズを売るギフトショップも多い。シカゴも少し商売っ気を出してもいいのに、なんて差し出がましい考えが浮かんでしまう。

これらの3カ所を徒歩で巡っても15分ほど。すべてのスタート地点を写真に収めることはもちろんだが、グラント・パークでシカゴ美術館やバッキンガム噴水を見学したり、キレイに整備されたミシガン湖のほとりを散歩するのも楽しい。ルート66の長い旅をスタートする前に、つかの間のシカゴニアン気分を味わってみよう。

■「ルート66旅」連載記事一覧はこちら

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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