キャンプに行く前に再確認!
オートキャンプ場には、みんなが気持ちよく過ごすためのルールがある。ペットの入場や焚き火の仕方など10の施設があればルールは10通りあるわけだが、ルール以前に心得ておきたい、どこのキャンプ場でも共通する「マナー」が存在する。キャンプに行く前に再確認しておこう。
場内は徐行、キャンプ場周辺の走行も注意
キャンプ場内では、かけっこをしたり、昆虫探しをしたり、遊びに夢中になっている子が多く、保護者もリラックスしているものだ。飛び出しに備え、場内は徐行。家族で洗い物や薪を運んで通路が塞がっていても、急かさないようにしたい。また、キャンプ場内はもちろん、周辺へ水遊びや散歩に出かけているキャンパーもいる。周辺の走行も、飛び出しに備えてゆっくり走ろう。
ごみの処理、分別方法はキャンプ場に従う
ごみを受け入れてくれるキャンプ場では、ごみの分別方法や指定袋の購入などキャンプ場の指示に従うこと。ごみ持ち帰りのキャンプ場の場合、帰宅途中のコンビニやSA/PAのゴミ箱に捨てるのではなく、きちんと自宅まで持ちかえって処理。もちろんキャンプサイトに置き去りは厳禁だ。
サイレントタイムでなくても声・音に気をつける
みんなが寝静まる時間帯を「サイレントタイム」として会話を控えめにして消灯をうながすキャンプ場は多い。サイレントタイムを設けていなくても、20時から翌6時までは声を抑えて過ごそう。薪割りの音も響くので日中に片付けておきたい。注意したいのはクルマのドア開閉音や盗難防止システムの警告音だ。
閉める際のバタンという音はもちろん、電子音は響きやすいので頻繁に開閉しないよう配慮したい。また、車中泊の際、スマートキーを使ってロックすると盗難防止システムが作動し、ドアを開けようとするとホーンが鳴り響く。車内での施錠はドアロックのみにしておきたい。
光害をまき散らさない
キャンプサイトのランタン程度なら問題ないが、日没前後のクルマ移動ではクルマのライトが周辺のサイトを直撃する。ライトをつけっぱなしにして駐車するのは避けよう。
また、小型のプロジェクターを持ち込み陣幕やテントに投影して動画を楽しむキャンパーもいる。音を抑えていても、光がちらつくと落ち着かない人もいるので投影する向きや明るさには十分配慮すること。