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Z世代が「ロードスターカップ」で公式戦レースに初挑戦! シミュレーターで事前練習して臨んだ実戦は果たして?

Z世代が「ロードスターカップ」で公式戦レースに初挑戦! シミュレーターで事前練習して臨んだ実戦は果たして?

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: 小瀬広明

そしてスタート! って慎重に行きすぎたかも?

フォーメーションラップを終え、レッドシグナルが消え、スタート! スタート自体はまぁまぁ……な感触で1コーナーへ。他車からの接触を恐れたイン側スタートの筆者はインベタのラインのまま1コーナーへ向かう。クラスのほぼ真ん中という前にも後ろにもクルマがいっぱいの状況、前の混戦がどうなるか分からないので早めの減速で1コーナーへ……すると数台に抜かれ……簡単に言えば、オープニングラップの1コーナー、慎重に行き過ぎました(汗)。結果、ポジションを2~3つほど落としてオープニングラップを終える。

その後は前を行くマシンとの距離を詰めながら「どこで抜けるか?」を考えながら走行。レース前半の1コーナーのブレーキングで1台オーバーテイクし、さらに前を行くマシンとの差を詰めようと猛追。そしてレース中盤からは激しい12番手争いを展開! 自身の方が確実に速いポイントを考え、オーバーテイクのポイントを探る。

そしてアドバンヘアピンのブレーキングでインにノーズを入れ、オーバーテイク。結構バトルが楽しめた。そして「もう少し周回数があればもう1台抜けるかも……」といったところでチェッカー。結果はクラス12位チェッカーの、上位で1台失格があり、クラス順位11位となった。

レース後は中盤でバトルをした選手に声を掛けられ、お互いに「いいバトルが楽しめました」と挨拶。モータースポーツが紳士のスポーツであることを改めて実感したときなのだった。

悔しい振り返りがあるからこそ次が楽しみになる

レースを振り返れば、予選で上手くクリアラップをまとめれれば……スタートで慎重になりすぎなければ……決勝後半でタイヤの熱ダレをもっとコントロールできれば……と反省することだらけ。「あれができていれば」があるからこそ次戦も出たいと思ってしまう。改めてモータースポーツの楽しさと難しさを肌で実感した。

スケジュールの都合で第3戦のロードスターカップへの参戦は難しそうだが、第4戦は現在のところ参戦できそうなので、また参戦しようかと計画中。

最後に、丹羽選手をはじめ、ご協力していただいた皆さん。応援してくださった皆さん。一緒に戦った方々。この場をお借りしてお礼を申し上げたいです。ありがとうございました!

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