「GATE」とはチューニングの門を開く意味
「HKS GATE」とは、オートバックス内に設置されたHKSのサテライトショップの名称である。GATEとは門という意味。これまでチューニングに興味はあっても、なかなかその領域に入ることができなかった人にも、チューニングの門を開けてもらいたいとの意味でつけられた名称である。A PITオートバックス東雲に続いてオープンした浜松は、どのようなお店になっているのだろうか。
1号店の東雲につづいて浜松は2号店
HKSサテライトショップの2号店「HKS GATE HAMAMATSU」が、2023年6月17日にスーパーオートバックス浜松の売り場内に誕生した。1号店は、2020年3月に東京のA PIT AUTOBACS SHINONOME内に「HKS GATE TOKYO BAY」が設置され大変好評となっており、その2号店として選ばれたのが東海エリアにあるスーパーオートバックス浜松だった。そもそもHKS GATEは、どういう目的で誕生したサテライトショップだったのだろうか。
「現在A PIT AUTOBACSは東雲と京都にあります。ウェブでのショッピングが増えているなかで、われわれはリアル店舗でしかできないことをテーマにしたお店づくりをすることで、お店に足を運んでもらい、その方にしかできないサービスを提供するということを考えています。どちらかというと40代オーバーのお客様が多いなかで、HKS GATE TOKYOは若いお客様も呼び込んでもらえるカンフル剤になったと思っています」
と語るのは、オートバックスセブン・A PIT AUTOBACS推進部 部長 山添龍太郎さん。
「きっかけというのは、Twitterにあった『レヴォーグを買いました。でもA PIT東雲には怖くて行けません』というつぶやきだったんです。A PIT東雲は、とくにスバル系のチューニングに長けたスタッフがいて、デモカーもつくってまいりました。ただ、われわれが培ってきたチューニングの技術というのがプロショップすぎて、初心者の方にとってはハードルを高くしてしまっている。そこを改善していく必要があると感じたんです。これまで培ってきたブランドも維持しながら、エントリーユーザーにどれだけ間口を広げられるか。そんなことがあって、HKSブランドにその思いを託したというのがあります」と山添部長。