プレミアム感も備えつつ、内外装も本格仕様
エクステリアはスクエアなシルエットでオフローダーらしさを高めた。プロテクターの形状とレクサスの象徴であるスピンドルボディを融合させたという力強いフロントマスクも特徴的だ。また、従来型よりアプローチアングルを5度立たせ、フロントオーバーハングを20mm短くするなど、悪路走破性を向上させるパッケージとしている。
「森の中にたたずむモダンで快適な別荘」をイメージしたというインテリア。もちろん、オフロードでドライバーが車両姿勢を感じられるように、インパネ上部を基準に水平・垂直基調のシンプルな構成に。センターディスプレイを低く配置することで、前方の視認性を高めた。また、レクサス初採用のセンターディスプレイに機能を集約しつつも、使用頻度の高い温度調整スイッチなどは物理スイッチのままとしている。
そして、新型には本格オフローダーに求められる機能やデザインを追求したOVERTRAILをラインナップした。標準モデルよりトレッドを20mm拡大。前後バンパーコーナー下端を切り上げることで悪路走破性はさらに向上し、別体のセンタープロテクションも装着する。また、ブラックのアーチモールなどで、よりタフさを強調したスタイルに仕立てられている。
国内への導入は未定とのことだが、ラグジュアリーなオフローダーが人気の昨今、フラッグシップSUVであるLXの弟分として人気を集めるのではないだろうか。