モデル化に恵まれなかったセリカ カムリが登場
模型メーカーのインターアライドは、同車オリジナルブランド「ハイストーリー」シリーズ最新作として、レジン製1/43スケール「トヨタ セリカ カムリ2000GT」を2023年6月下旬に発売する。同ブランドは、あまりモデル化されていないようなレアな車種やグレードをモデルカーとして商品化することで有名だ。
1/43らしく細部まで再現
1980年1月に登場した「セリカ カムリ」は、「セリカ」の4ドアセダンとして登場。ベースとなったのは「カリーナ」で、異型角型ヘッドライトにT型のフロントグリルが特徴的だった。エンジンは1.6Lと1.8Lの直列4気筒OHVを搭載。同年8月には、電子制御式燃料噴射装置(EFI)を装着した、1.8Lと2Lの直列4気筒SOHCエンジンを設定していた。さらに、今回モデル化された2000GTには18R-GEUのツインカムエンジンを搭載し、5速MTのみの設定だった。残念ながらわずか2年という短命で、1代限りで終了となってしまった。
モデルカーは、セリカ カムリの特徴的なT型フロントグリル、前後の大型衝撃吸収バンパーやワイパー、エンブレム、サイドプロテクションモール、マッドガード、リアのプルトップアンテナなど実車のディテールを余すところなく再現している。
内装はシートがブラックで、木目調パネルのスポーティなデザインが印象的だった。詳しくは、ぜひ自身の手に取って確認をしてほしい。
ボディカラーは実車に設定があった、ダズリングレッド、ストリームシルバーメタリック、モノクロームホワイトの3色を用意する。価格は台座付き1万780円(消費税込)。なお、本製品は生産数に限りがあり、初回以降の再生産はないとのことなので注意したい。全国の模型店やインターネットで予約することができる。
※画像は試作品のため、製品版とは異なる箇所があります。
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■インターアライド
http://www.interallied.co.jp/