誕生50周年を記念した特別モデル
日産「スカイラインGT-R」やレクサス「LFA」など、国産名車の精巧なエンジンスケールモデルを手がける日下エンジニアリング。1/18スケールのモデルカーと、1/6スケールのエンジンモデルをセットにしたマスターズシリーズの最新作として「NISSAN GT-R 50thアニバーサリー」をラインナップに追加した。11万円(消費税込)から。
ピストンやコンロッドなどエンジン内部を再現した仕様も
NISSAN GT-Rに搭載されるVR38DETTエンジンの1/6スケールモデルは、本物のエンジンを実際に分解して最新3Dモデリング技術によって原型を製作。細かくパーツ化したことで、リアルさを追求している。また、素材には樹脂だけでなく、アクリルや金属など適材適所で使い分け、職人がハンドメイドで組み立てることで、本物のような質感を再現しており、GT-Rファンも納得の仕立てだ。
2020年モデルのプレミアムエディションをベースとした特別仕様車の50thアニバーサリー。車体のフロントからリアまで伸びるボディストライプは、ハコスカと呼ばれるKPGC10型スカイラインGT-Rのレース仕様をモチーフにしたデザインとなっている。
モデルカーを担当したのは、リアルさを追求することで多くのファンから支持されているメイクアップ。3Dスキャンでモデリングしており、可能な限り実車をそのまま縮小したかのようなディテールは必見だ。細部にもこだわっており、とくに繊細なホイールデザインや、チタンマフラーの色の変化などは、手にとってじっくりと眺めてほしいポイントとなっている。
用意されるボディカラーは、ワンガンブルー×ホワイトストライプ、ブリリアントホワイトパール×レッドストライプ、アルティメイトメタルシルバー×ホワイトストライプの3タイプ。豪華な専用台座にモデルの証であるプレートが貼り付けられ、コレクション性が高いのも魅力だ。
さらに、エンジン単体のほか、ピストンやコンロッド、クランクシャフトを組み合わせてエンジン内部を再現する「パワーコア」をセットにしたパッケージも用意。なかなか内部を見る機会もないので、GT-Rファンは必見だろう。受注は2023年7月中旬までの予定となっており、商品の発送は2023年10月頃を予定している。
【製品概要】
■日産オフィシャルライセンス商品
■台座&アクリルケース:幅400mm×奥行き320mm×高さ(ケース高)170mm
■付属品:ウォールナット高級台座(表面はカーボン調シート張り)、日本製高級アクリルケース