1台1台ストーリーがあるのも2000GTの魅力
走ることが好きで、ヒルクライムやジムカーナなどにも出場している志賀さんにとって、2000GTとはどんなクルマなのだろうか。
「怒られてしまうかもしれませんが、今の基準でいうと走らん曲がらん止まらんと(笑)。ボディが重たいでしょう。トルクで走るクルマなので、高速を真っすぐ走るか、こうやって並べるのが一番いいのかもしれませんね。造りはいいですし。当時としたらいい性能かもしれないませんが、今の車と比べてしまうとね」
「これはテスト車両ですけど、そういうのが3台くらいあったらしくて、もう1台はブレーキテスト用、もう1台は行方不明。それをナンバー付けて売り出しちゃったらしいんです。今だったら考えられないけど、そういう風に調べると1台1台ストーリーがあるところが面白いですね、2000GTは」