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35年前の三菱製AMGは乗ってみると気分も良かった! 最新豪華装備は壊れると直せません【ギャランAMG長期レポ】

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

それはある日突然に……

もちろん、すべてが順調に、ということはない。バッテリーが何度か上がることもあり、ヘッドライトが玉切れしたり、イグニッションをオンにするとホーンが鳴り続ける接触不良が起きたり、ドアミラーがたたまれなくなったり、と細かなトラブルは次から次へと淡々と発生しているものの大事には至らず、それなりにAMGライフを堪能していた。

しかし、手元へやってきて1年半ほどが経過したある日、走行中にパシューッという破裂音とともにリアの車高が下がった。一瞬「パンクだ」と思ったものの、雰囲気が少し違う。クルマを止めて確認してもタイヤのエアはまだ残っている様子。運転席に戻ってみるとアクティブECSインジケーターに赤い警告灯が灯っていた。エアサスが逝ったのだった……。

アクティブECSインジケーター

このエアサス、当時もトラブルは出ていたようで、いろいろ聞きまわっているうちに、そういった症例を確認することができた。しかし、この個体のエアサスのパンクは、そのよくある事例とは異なっていたようで、結論としては「直せない」。

純正部品は出てこず……

もちろん、純正品が出てくるわけもない。結局エアサス再生の道は諦め、ノーマルのダンパー&バネの足まわりに交換することとなった。しかし、ノーマルのサスペンションもすでに廃番。足まわりくらいアフターマーケットで手に入るだろうと高をくくっていたが、アフターの設定品も廃番の嵐。手に入ったのは、KYBのリアダンパー、そして名前を初めて聞いたZOOMのバネ「ダウンフォース」4本のみ。

車両一台分が揃わない……。フロントのダンパーは仕方なく、某オークションで純正中古のものを入手&持ち込みで交換となった。車検も近かったこともあり、この2度目のピットインでさらに車両の不具合をチェックして行ってもらうこととした。

じっくり長く乗っていくためにできることを少しでも早く処置するというのが、ちょい古レストアの基本なんだろうなぁと感じつつ、さらにギャランAMGライフは続いていく。次回は、「とりあえず走る」から『日常の足』にしていくために私が行ったことをレポートしたい。

■「ギャランAMG長期レポ」連載一覧はこちら

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