一番のお気に入りはリアのスタイル
そんなこのC1コルベットには4.3LのV8エンジンが搭載されている。1955年式からコルベットに初めてV8がラインナップされた。コルベットといえばハイパワーなV8エンジンをイメージする人が多いかもしれないが、その伝統はこの1955年式から始まったのだ。
C1コルベット、とくにデザインに惚れこんでいる浅田さんに「一番のお気に入りポイント」を聞くと、「後ろから見たデザイン」という答えを頂いた。たしかに丸目4灯をモチーフとした他の歴代モデルと比べると、C1コルベットのリアビューはオリジナリティあふれるデザインとなっている。この他にはないデザインが気に入っているそうだ。
そして浅田さんのカーライフでのこだわりは雰囲気にあるという。当日はオープンカラーシャツにシルバーのアタッシュケースという組み合わせ。乗るクルマに合わせて当時の雰囲気を意識した服装を選んでいるのだそうだ。
当時のままの様子が残されたC1コルベット。今後も50年代当時の雰囲気をオーナーとともに醸し出してくれるに違いない。