豊田スタジアムの自由席は大人4000円
2022年11月、じつに12年ぶりの復活となったWRC（世界ラリー選手権）日本ラウンド。運営母体こそ変更となるものの、2023年のラリージャパンも2022年同様、シーズン最終戦として11月16日（木）～19日（日）、愛知県および岐阜県で開催されることが決定している。その開催を5カ月後に控えた6月28日（水）、名古屋市内で「フォーラムエイト・ラリージャパンPRイベント」が行われた。
11月16日～19日の通し券も発売される
PRイベントではラリージャパン2023実行委員会の会長を務める太田稔彦・豊田市長が大会概要を説明。「『ENJOY RALLY JAPAN』を合言葉に、ラリーの魅力を存分に楽しんでいただける大会を目指していきたい」との意気込みが語られ、「WITH FANS」、「WITH TEAMS」、「WITH HOSTTOWNS」「WITH PARTNERS」といったコンセプトなどについて説明がなされた。
「ラリージャパン2022」と基本的にSSの設定は大きくは変わらないが、豊田スタジアムではデュアルSS形式で行われるスーパーSS（スペシャルステージ）が開催。また、2022年に岡崎公園脇の河川敷で開催されたOKAZAKI SSは、セントラルラリー2019で使用されていた岡崎中央総合公園でのSSに設定されることになった。
観戦チケットに関しては、まず6月30日（金）より開催地域住民を対象として販売。その後、オフィシャル先行発売（抽選）の申し込みが7月14日（金）まで行われ、先着順の一般発売は、8月25日（金）開始となっている。
スーパーSS以外にもサービスパーク、セレモニアルフィニッシュ、表彰式などが行われる豊田スタジアムでは、「EXプレミアム席（コースウォーク・公式グッズ付きで3万5000円／日）」から、「自由席（2～4階）」（大人4000円、3歳～中学生の子ども1500円／日）まで幅広くチケットが用意され、11月16日～19日の通し券も発売される。
山間部のSSおよび岡崎SSチケットについては、「マイカー乗入」、「パーク＆ライド」が2輪および4輪で設定されたうえに、複数人で1台に同乗して観戦に行けば割引になる同乗割引が設定されている。料金は1万5000円／大人だが、最大5名乗車での大人5名券は5万2500円となる。
イベントでは、太田稔彦市長と実行委員会副会長を務める恵那市の小坂喬峰市長とともに、現在WRCに参戦している勝田貴元選手の実父でラリードライバーの勝田範彦選手、ラリー コ・ドライバーとして活躍する元SKE48の梅本まどか選手による、ラリージャパンに向けた期待を語り合うトークショーも行われた。さらに応援サポーターとして地元民放TV局5社の女子アナウンサーも加わり、11月に向けた意気込みを披露した。
FIA世界ラリー選手権「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」は11月16日（木）〜19日（日）、愛知県および岐阜県で開催される。林道ステージは、16日（木）がシェイクダウン（鞍ケ池公園）。17日（金）はSS5（伊勢神）、SS3／SS6（黒田ダム、駒ヶ原分校）、SS4／SS7（天狗棚）。18日（土）がSS9／SS13（千万町楽校）、SS10／SS14 （三河湖）、SS11／SS12 （岡崎中央総合公園）、SS15 （鬼久保ふれあい公園）。19日（日）はSS22 （旭高原）、SS18／SS20 （恵南林道ほか）となる。
