あえてエアサスを装着せずナマ足で快適クルーズに挑む
足まわりは車高調と加工したアーム類を組み合わせ、フロント9度、リア8度にキャンバー角を設定している。インナーフェンダーの加工などは行っているものの、この車高のまま普通に走れ、据え切りしてUターンもできるように設定されているそうだ。
そんな足まわりにセットするホイールがまた面白い。17インチのWORK RSをチョイスし、サイズは前後とも17×8J+2をチョイスする。特筆すべきはホイールのカラーチョイス。右側はブラックスポークにブラッシュドシルバーのリム、左側はホワイトスポークにブロンズのリムと、異なるカラーリングにしている。これ、じつはアメリカのショーカーやホイールメーカーのデモカーなどではよく採用する手法なのだ。
細かなパーツチョイスで気分はハワイアン!
インテリアはスエード地に赤いステッチが入るレカロのSRシートを装着したうえで、ステアリングやセンターコンソール各部に花柄を意識して取り入れた明るいインテリアとなっている。
ステアリングはスポーク部分が花柄のNRG製で、クイックリリース機構が備わるものをチョイス。さらにサイドブレーキレバーのブーツやシフトレバーブーツは、ハイビスカス柄のハワイアンキルトを使ってDIYで製作したもの。そしてダッシュマットを装着し、グローブボックスにはステッカーを貼る。
こういったアメリカの若者のノリで細かなカスタムをすることで、日本で乗っていても雰囲気はハワイアンというわけだ。