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トヨタ3代目「プリウス」の天国と地獄!「足グルマに手を加えていたら、ド派手カスタムになってました」

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TEXT: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)  PHOTO: 勝村大輔

ボディ全体に入るグラフィックは「天国と地獄」を表現

2023年6月18日に千葉県の蘇我フェスティバルウォークで開催された「HotSprings 5th Rev in Chiba」は、WORKホイールを愛用しているユーザー発信のカスタムイベント。全国各地からカスタムカー約200台が集結した会場から、ボディ全体にグラフィックの入った真っ赤な姿で目立っていたトヨタ3代目「プリウス」を紹介する。

プリウスのシルエットを活かしたシンプルなエアロを装着

HotSpringsの会場を歩いていると、明らかにカスタムペイントと思われる真っ赤なプリウスを発見。近くに寄ってみるとボディにはグラフィックも入り、内装にもかなり手が入っている。そこでオーナーの早瀬さんにお話を伺った。

「元々このプリウスは足として使用するために入手したんです。当初は普通に乗っていたんですが、ちょこちょこと手を加えていくうちに、こんなになっちゃいました」

ボディは基本のシルエットはそのままに、フロントバンパーはデザインワークス製を加工して装着。さらにリアはレクソン製を20mmほど短縮加工したものを装着。サイドは純正をベースにフラップを追加するなど、派手なエアロに頼ることなく、好みのスタイルにするために手間を惜しまないチョイスをしていることがわかる。

そして何と言っても気になるペイントワークだが、純正のレッドにエアブラシを使って右側面に地獄を、左側面には天国をイメージしてドローイング。その上からキャンディを追加したクリアコートでこのボディを実現しているそうだ。

エアサス装着でホイールにフェンダーが被る車高を実現

足まわりはKAZ-SUS製のエアサスを装着。さらにフロントはロワアームブロックの追加やインナーフェンダーの加工などを行い、リアはアクスル自体を30mm上げたうえで、さらに30mmナロー加工。そして車高を下げることで減少するキャスター角を1.2度追加するなど、この車高でも実際の走行に支障のないよう工夫されている。

これに組み合わせるホイールは、細いクロームのスポークが特徴的なWORK EMITZで、フロント19×9J+69、リア19×9.5J+37をそれぞれチョイス。とくにリアに関してはホイール&タイヤがしっかりとフェンダー内側に収まった圧巻のスタイルが完成したのだ。

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