3台揃えたくなるディテールに注目!
新型モデルからクラシックカーまで幅広い車種を手がけている模型メーカーの京商。同社のオリジナルブランドからダイキャスト製1/18スケール「ランチア デルタ」に、新たに「ツール・ド・コルス 1992 #3」、「ツール・ド・コルス 1993 #2」、「エヴォルツィオーネ テストカー」の3台がリリースされた。詳細をお伝えしよう。
ランチアWRCメーカーチャンプ6連覇達成のマシン
ランチアといえばモータースポーツとは切っても切れない関係だ。数多くの輝かしい栄光をこれまで残している。今回モデル化されたデルタもその1台。世界ラリー選手権(WRC)のグループAカテゴリーで1987年から1992年まで6年連続でマニファクチャラー・チャンピオンシップを制覇した。
京商から発売されるマルティーニカラーをまとったダイキャストモデルは、1992年シーズンの第5戦「ツール・ド・コルス」に出場したゼッケン3のディディエ・オリオール/コ・ドライバーはベルナール・オセッリ組が優勝したマシン。シーズン2連勝を飾っている。ホイールベンチレーターや赤いマッドフラップなどが忠実に再現されている。
マルティーニレーシングが撤退し、ジョリークラブとしてエントリーした1993年シーズン。オリオール選手とカンクネン選手はトヨタへ移籍し、トヨタからランチアに移籍したカルロス・サインツ選手がレプソルカラーで出場した。モデル化されたのは第5戦「ツール・ド・コルス 」に出場したゼッケン2のカルロス・サインツ/ルイス・モヤ組が4位で走り切ったマシンだ。
最後に紹介するのは「デルタ エヴォルツィオーネ テストカー」だ。じつはランチア、1991年の年末にWRCからの撤退を発表している。フィアットグループ(ランチア、アルファ ロメオ、フェラーリ)の経営不振の影響を受け、競技車はアルファ ロメオに集約する方針になっていた。だが、ランチアはデルタのさらなる可能性を模索し、セミワークスだったジョリークラブにニューマシンを与え、1992年のWRCに出場していた。今回、京商ではその1991年にテストしていた車両をモデル化している。
どのモデルもエクステリア、インテリアともに忠実に再現。開閉機構を持ち合わせているため、細部まで確認することが可能だ。価格は2万6400円(消費税込)で、全国のミニカー販売店およびインターネットで購入することができる。京商ではこれまでもランチア デルタを多数リリースしている。気になる方は他のマシンもチェックし、コレクションに加えてみてはいかがだろうか。
※写真はプロトタイプのため実際の製品とは異なることがあります
■商品詳細
【商品名】1/18 ランチア デルタ HF インテグラーレ エヴォルツィオーネ テストカー
【素材】ダイキャストモデル
【カラー】ホワイト
【ギミック】開閉機構あり
【WEBページ】
https://dc.kyosho.com/ja/ks08348g.html
【商品名】1/18 ランチア デルタ HF インテグラーレ エヴォルツィオーネ ツール・ド・コルス 1992 #3
【素材】ダイキャストモデル
【ギミック】開閉機構あり
【WEBページ】
https://dc.kyosho.com/ja/ks08348h.html
【商品名】1/18 ランチア デルタ HF インテグラーレ エヴォルツィオーネ ツール・ド・コルス 1993 #2
【素材】ダイキャストモデル
【ギミック】開閉機構あり
【WEBページ】
https://dc.kyosho.com/ja/ks08348j.html
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