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ダイハツ「コペン」をレクサス顔&シザースドア化で存在感アップ! 色使いにもこだわった「嫁仕様」とは

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TEXT: 雪岡直樹(YUKIOKA Naoki)  PHOTO: 雪岡直樹

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イエローとグリーンのコーディネートがオシャレ

真夏日となった2023年6月17日。静岡県にある小笠山総合運動公園エコパで「第1回TCM」が開催され、約200台の新旧ダイハツ「コペン」が集まり大盛況でした。フルノーマルからカスタム仕様までさまざまな参加車両の中から気になった、存在感バツグンの1台を紹介します。

ディーラーで偶然見つけたコペンにひと目惚れ

コペン純正のイエローと210系トヨタ「クラウン」の若草グリーンを差し色に、レクサス風のテイクオフのフルバンパーやNRFのシザースドアと、好きなものを全部投入した“嫁コペン”さんのコペン。

以前に乗っていた「ムーブ」が壊れ、ダイハツにクルマを見に行ったらコペンにひと目惚れ。オープンカーで2人しか乗れないためどうする? と一瞬悩んだものの、セカンドカーなのでいいのでは、と即決。8年かけてコツコツと作り上げてきて現状のこの仕様にたどり着いた。コツコツと言いつつも、かなりの頻度で仕様変更を行っているとのことで、毎回どこかは違っているというから恐れ入る。

ひとまず仕上がったら、アクリル絵の具で透明のアクリル板にイラストを描いてウインドディフレクターに挟み込み、今はこんな感じですとアピールしているというから芸が細かい。

現在の仕様は、テイクオフのフロントバンパーにNRFのシザースドア、リバティーウォークのGTウイングなどを装着。純正イエローのボディカラーだが、差し色のグリーンが効いている。ブレーキキャリパーやテインの車高調など、各種パーツもグリーンで揃えているところがオシャレだ。

インテリアは逆にグリーンベースのパーツが多く、限定カラーのレカロSR7を偶然見つけたときには即決で購入したそうだ。サイドブレーキはグリーンのカバーを、シフトレバーにはイエローのカバーを装着。全てがイエローとグリーンで統一されているのが素晴らしい。ドアの内張りが純正の茶色のままなので、ある意味落ち着いた感じで良いようにも見えるが、次は内張りの色変えをしたいそうだ。

夫婦二人三脚でコペンのカスタムを楽しんでいきたい

そんな楽しげなコペンだが、過去にはリアからぶつけられてしまい長期間の修理入庫をしたり、バッテリーの不具合でイージークローザーが開かなかったりと、今となっては笑い話で済むが、いろいろなトラブルも経験してきている。

それでも手放さないのは、コペン仲間がどんどん増えて、一緒に楽しめる友人が増えていくことが楽しいからだという。普段なら仕事で疲れて眠くなるようなことがあっても、コペン仲間と遊ぶときは目が冴えてどんなに遊んでも元気でいられるそうだ。

リアから見たコペン

こんなにも人生が楽しくてハッピーになるとは、コペンを買う前には想像もしていなかったというから、コペンがもたらす楽しさは計り知れない。オフ会にいくときにはコペンから声が聞こえてくるというから、愛車との意思疎通もバッチリだ。

“嫁コペン”という名前の通り、基本的には奥さんのクルマなのだが、旦那さんがカスタム関係は全て手配しているという。とはいえ、カスタムは2人で相談しながらパーツ選びをしているというのだから、仲良しなのは羨ましい限りだ。次に見かけるときにはどのようになっているのだろうか。

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