大径タイヤを履くためにボディリフトしたハイラックス
「HILUX SONIC」はその名の通り、トヨタ「ハイラックス」オーナーのためのミーティングイベントだ。第3回目となる今回は2023年4月30日に開催され、会場となった名阪スポーツランドのモトクロスコースには約60台のハイラックスが集合。今回は、ドデカい35インチタイヤを装着してヘビーデューティな雰囲気たっぷりに仕上がったハイラックスのオーナーを紹介しよう。
ピックアップに乗るのが、学生の頃からの夢だった
「もともとピックアップトラックに乗るのを学生のときからずっと夢見とって、タンドラをずっと買いたかったんですけど、こっちのが実用性があるかなっていうので」
そんな想いで「ジムニー」からの乗り換えで、2018年式トヨタ「ハイラックスZ」を新車で購入したと語ってくれたのは“O.HAYATO”さんだ。
「ジムニーでは全然イジれんかったんで、もうハイラックスに全てぶつけるような」
ということで、現在はハイラックスのカスタムを積極的に行っているO.HAYATOさんだが、カスタムを始めたのはあるキッカケがあったからだそうだ。
バンパーのヒットがキッカケでカスタムへ
「ドノーマルの状態が2~3年続いたんですけど、雪山でスリップしてバンパーをぶつけてしまって、どうせ換えるならガラっと変えてしまおうというんで、アイアンバンパーを付けたことがキッカケですね。それでいろんなミーティングとかに参加しよったら、あの人のあれを真似してみたいとか出てきて。それでデカい35インチタイヤを履かせようと思ったら、ボディリフトをせないかんというので、ボディリフトもして。お気に入りのカスタムは、アイアンバンパーと、知り合いにもらったテントですかね。夜になったらロックライトで足まわりが光るのも好きですね」
そんなO.HAYATOさんに、ハイラックスをカスタムする醍醐味はどこにあるのか聞いてみた。
「大きいとは言われますけど、そこまで乗りにくいとかは僕はなくて。カスタムベースとしてハイラックスは難しいんですけど、色んな人から注目されるので、すごい優越感に浸れます。今後はちょっとボンネットあたりをイジってみたいなと思っています。あとはマフラーとかですかね。何もしてないんで」
四国で仲間とハイラックスのミーティングを主催
ハイラックスを購入してからカスタムを楽しむようになり、よりクルマとの付き合いが深くなったともいえる、O.HAYATOさん。ハイラックスはカスタムして遊ぶだけでなく、このイベントにも一緒に参加していた“takuto38xx”さんとともに、地元の四国で自らイベントを主催するようにもなったという。
「SHMT(四国ハイラックスミーティング)っていうミーティングをやっています。最初は6台くらいでしたが、いまは一応グループ40人ちょいくらいです。3カ月に1回ぐらい場所を借り切って四国内のいろんなところを回って、雑誌の方とかキッチンカーとか呼んだりして。イベントの開催はInstagramやLINEでグループ作って、告知したりしています。だから、今日は初めてですね、ハイラックスのイベントに参加者側として来たのは」