初めてのハイリフト系カスタムを手探りでDIY
「HILUX SONIC」はその名の通り、トヨタ「ハイラックス」オーナーのためのミーティングイベントだ。第3回目となる今回は2023年4月30日に開催され、会場となった名阪スポーツランドのモトクロスコースには約60台のハイラックスが集合。その中から、大胆にリフトアップしたハイラックスで参加していたカップルに話を聞いてみた。
国産のピックアップに乗りたかった
「でかいクルマが欲しくて、国産のトラックが良かったんでハイラックスにしました。タコマ、タンドラも欲しかったんですけど、ちょっと高かったんで」
と語るのは、2021年に新車のハイラックスZを購入したという、“takuto38xx”さん。ちなみにハイラックスの前はトヨタ「アクア」に乗っていたそうで、同じトヨタでもかなりボディは大きくなったが、運転は大丈夫だったのだろうか。
「運転は慣れたらすぐですね。全然、余裕でできます」
同じくイベントに参加していた“O.HAYATO”さんとともに四国で「SHMT(四国ハイラックスミーティング)」というミーティングを主催しているtakuto38xxさん。自身のハイラックスにも当然カスタムを施しているが、ハイリフト系のカスタムは初めてだったそうで当初は周りを見ながら手探りでカスタムをスタートしたという。
「周りにプラドとかサーフとか10インチ上げとかがよくおったのと、インスタとかで教えてもらいながら、最初はちょっと大きいタイヤはこうかな、からですね。でもカットせないかんとかあったんで、一気に上げようかなと思って。最初はオフロード寄りでいきよったんですけど、周りに影響されて今こんな感じです。パーツはネットや中古で買ったり、ホイールはお互い求めてるものが一致した人と交換したりしてます。カスタムは自分でやるんで、ちゃんと購入したのは足まわりくらいですね」
DIYでフロントバンパーをカット
takuto38xxさんのカスタムは、BTVで6インチメンバーダウン、2インチアップサス、2インチのボディリフトのほか、自作のサイドステップやフロントバンパーカットなど、自身で楽しみながら作業を行っているようだ。
「バンパーは、ない方がすっきりしとるなと思って、邪魔やけん自分でグラインダーで切ったみたいな。切るのにそんなに躊躇はなかったですね。フロントグリルやリアバンパーは、黒だったらけっこうおるんで、迷彩でラッピングしました。これも、自分でシート買ってきて貼ってます。今のところはこれで落ち着いているんで、今後の予定は今のところないですね」
パートナーさんもハイラックスはお気に入り
イベントに同行したパートナーさんは、さすがにボディサイズが大きいのでひとりでは運転していないそうだが、takuto38xxさんがハイラックスを購入したのは大賛成のようだ。
「見晴らしがいいのと、見下ろせる感じが好きですね。周りからはゴツいねっていわれますけど。ハイラックスを購入したのは良いと思います。うらやましいって感じですね」
ということで、takuto38xxさんと2021年式ハイラックスZとの付き合いは、まだまだ続くことになりそうだ。