Gクラス「最後」の4リッターV8エンジン搭載モデル
日本でも大人気のラグジュアリーなクロスカントリー車「Gクラス」に、ドイツ本国で2つの限定モデルが発表されました。とくにメルセデス・ベンツブランドのGクラスとしてV8エンジン最後を飾る「G500 ファイナル エディション」は注目です。
1500台限定のV8「最終」モデル
メルセデス・ベンツはドイツ本国にて、GクラスのV8エンジン搭載モデルの最後を飾る、G500のファイナル エディションを1500台限定で発表した。1993年に初めてV8を搭載した「500GE V8」が誕生してから、30周年を記念したモデルでもある。
ファイナル エディションは最高出力421hpを発生する4L V8ガソリンツインターボエンジンを搭載。エクステリアカラーはオブシディアン・ブラックに加え、カスタマイズプログラム「manufaktur」によるオパリス・ホワイトマグノとオリーブマグノを用意、各500台の割り当てとなっている。
アルミホイールは5ツインスポークデザインの20インチを装着、ボディカラーにオリーブマグノをセレクトした場合はホイールを同色に、他の2色ではグロスブラックに塗装される。また、スペアホイールカバーなどボディ数カ所には「FINAL EDITION」の専用ロゴを配置、ドアミラーには「G」と「STRONGER THAN TIME」の文字を路面に投影するプロジェクターを装備。さりげなく特別感が演出されている。
インテリアは外装色とマッチさせたフルレザーパッケージを採用。高級なナッパレザーが用いられており、シートはもちろんルーフライナーやシート調整スイッチのパネルなど、インテリア全体にレザーを用いた贅沢な仕様となる。レザーカラーは、外装色がオブシディアン・ブラックの場合はチタングレーパール/ブラック、オパリス・ホワイトマグノの場合はプラチナホワイト/ブラック、オリーブマグノの場合はエスプレッソブラウン/ブラックでまとめられた。また、シート中央とヘッドライナー中央部にダイヤモンドデザインが施されているのもポイントだ。
この限定モデル、日本での販売は発表されていないが、本国での価格は19万6350ユーロ(邦貨換算約3060万円)となっている。