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気ままな米国の宿「モーテル」の選び方にはコツがある!? 当たり外れの激しさもまた醍醐味です【ルート66旅_10】

気ままな米国の宿「モーテル」の選び方にはコツがある!? 当たり外れの激しさもまた醍醐味です【ルート66旅_10】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

いいモーテルを見極めるための判断ポイント

最後にいいモーテルの見分け方を。「モーテル6」や「スーパー8」のような全国チェーンなら、施設やサービスのクオリティに大きな差はない。せいぜい部屋の広さや備品が異なったり、バスタブかシャワーブースかの違い程度だ。

いっぽう個人経営はピンからキリまであり、差が激しいのが難点であり面白さでもある。当たればいい意味で価格に見合わないサービスを受けたり、オーナーと意気投合し定宿になったりすることもあれば、ハズレを引くとお湯が出なかったり空調が効かなかったり、掃除すらマトモにしていない部屋をあてがわれることも。私は致命的なトラブルにこそ見舞われていないが、エアコンがやけにカビ臭いとか騒々しかったとか、隣の宿泊客が真夜中に壮絶な夫婦ゲンカを始めた、なんて笑えるレベルの経験は少なからずしてきた。

そこで身に付けた自分なりの判断ポイントは、宿の顔であるネオンサインが切れていないこと。昔ながらのネオン管はメンテナンスの費用がそれなりに必要で、流行っていない=経営が苦しいモーテルは切れても放置しがちだ。あとは駐車場の目立つところにゴミが山積みしてあったり、雑草が伸び放題だったりするところもハズレが多かった。外から見える部分に気を配れないモーテルが、室内や設備だけは人並み以上に維持管理している、なんて可能性は限りなくゼロに近いだろう。

気になる個人経営の宿があれば飛び込んで、冒険したくない日は安心の大手チェーンを。絶対に宿泊するべきルート66沿線のモーテルは、後の回で個別に紹介していきたい。

■「ルート66旅」連載記事一覧はこちら

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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