軽自動車を購入する予定を一転させた「86」のインパクト
「すべてのGR86／86／BRZを愛する方達と思い出に残る最高の1日を……」をテーマに、2015年から開催を続けている「86／BRZ SONIC!!」。今年はGUNMA SONIC with GPS2023として2023年7月8日に行われ、Gメッセ群馬に220台のGR86／86／BRZが大集結。ノーマル／グリップ／ドレスアップ／ドリフトなど個性豊かなカスタム車両が勢揃いするなかで、クールなブラックとビックなグリルが印象的な大人女子の「86」を紹介しよう。
好きになったら一直線！ 86との出会いで始まったクルマ女子への道
86／BRZ SONIC!! の会場に設けられた「ガールズエリア」のなかで、ブラックでシックにまとめながらも、ビッグなフロントグリルが印象的なブリッツ「AERO SPEED R-Concept」フロントバンパースポイラーを装着して独自の存在感を放っていた「86」のオーナーは“Eruza”さん。一生懸命お金を貯めて購入したエアロを今回のGUNMA SONIC with GPS2023に間に合うように仕上げてきたという自慢の愛車だ。
当初は日常の足として軽自動車を購入しようと考えていたほどで、あまりクルマには興味がなかったそうだが、両親行きつけの中古車屋へ行った際に店頭に並んでいた、この「86」にひと目惚れ。突然「この86を購入する」と言い出したEruzaさんに、一緒にクルマを探してくれていた、クルマ好きのお父さんが誰よりも喜んだのだという。
目指すは「ヤンチャっぽいけど、ヤンチャじゃない」スタイル
「86の購入を決めた時点で、カスタムパーツが豊富なことを知りました。ドレスアップしていくことを決めたので、車体はローンで購入し、お金を貯めてパーツを購入していくことにしました。クルマ選びに付き合ってくれた両親には、カスタムなんかしないでクルマを一括で購入すればいいのにと少し呆れられましたが、そこはどうしても譲れませんでした。お気に入りのポイントは、WORKのMEISTER S1ホイールです」
フロントエアロについては1年間ほど悩みに悩んだそうだが、最終的に「ヤンチャっぽいけど、ヤンチャじゃない」 というイメージでブリッツをチョイス。Eruzaさん理想のスタイルに仕上がっている。
今後のカスタム予定としては、5本スポークのMEISTER S1だと、ホイールの隙間から見える純正ブレーキが寂しいので、カッコいいブレーキキャリパーを装着したいとのこと。さらに内装にも手を入れていきたいそうで、3連メーターやシフトノブ、フルバケットシートを模索中。ファッションを楽しむのと同じ感覚で、クルマのカスタムを楽しんでいるのだ。
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ノーマル時は、峠などで「86」の走りを楽しんでいたというEruzaさんだが、1度クルマをぶつけてしまい、走りへのモチベーションはクールダウンしたようだ。それ以降は、ファッション感覚でのカスタムの楽しさを知って、今後は「見た目」中心のカスタムを楽しみたいと話す。彼女の「ヤンチャっぽいけど、ヤンチャじゃない」カスタムは、まだまだ進化していくようだ。