よりハードなレーストラック用モードを設定
「20Years」は現行ゴルフRをベースとし、専用チューンしたエンジンを搭載。最高出力333ps/最大トルク420Nmとベース比で+13psとしている。ダウンフォースをさらに高めた大型リアスポイラーも装着され、0-100km/h加速は0.1秒速くなった4.6秒に、最高速度は270km/hに高められている。
エクステリアには特別チューンされたサウンドを奏でるアクラポビッチ製チタンエキゾーストシステムを装着。フロントフェンダーとリアエンドのRロゴがブルー(ベースモデルはシルバー)となり、Bピラーには20周年記念モデルを表す「20」のエンブレムが飾られている。インテリアには専用デザインとなるカーボン調テクスチャーのナパレザーシート、カーボン製デコラティブパネルが備わり、スポーティさを高めた。
そして、走行モードにはベースモデルのコンフォート/スポーツ/レース/カスタムに加え、専用モードとしてスペシャルとドリフトが追加された。スペシャルはニュルブルクリンク・北コース(ノルトシュライフェ)でテストされた特別なモードで、特にハードなレーストラックを走行するために設計されたモード。ドリフトはサーキットなどのクローズドコースでの使用を前提とし、このモデルのパフォーマンスを最大限に発揮するというモード。4MOTIONシステムのドリフト設定により、オーバーステアによる正確なドリフトも可能としているという。
価格はベースモデルのゴルフRに対して、115万6000円高となる792万 8000円とされた。