駐車場内をストップ&ゴーで走るマシンを見下ろし観戦が可能な場所も
2023年11月16日(木)~19日(日)に開催が予定されているWRC(FIA世界ラリー選手権)最終戦「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」だが、今回は段階を追う形でチケット販売がスタートしている。すでに「開催地域限定の先行抽選発売」、「オフィシャル先行抽選販売」は終了&抽選も終了しており、当選発表も行われている。続くチケット発売は「ぴあセブンイレブン先行抽選発売(8月13日まで/当選発表は8月17日ごろ)」、「ぴあプレリザーブ先行抽選(8月20日まで/当選発表は8月22日ごろ)」を経て、8月25日からの先着一般販売がスタートする。
どこで観戦するかがポイント
そのほかにも、豊田市、岡崎市、新城市、恵那市への寄付による「ふるさと納税」によるチケットの抽選受付が行われており、さらに観戦チケットに特別な空間と食事やドリンク、おもてなしを組み合わせた「ホスピタリティパッケージ」が新たに設定され、8月1日からDAIMANI/チケットぴあサイトにて先着販売されている。
こちらは、豊田スタジアム内「スーパールーム」で滞在・観戦できる「Room Hospitality」、豊田スタジアム最上位カテゴリー席で観戦&屋外専用エリアに滞在できる「Riverside Hospitality」、伊勢神SS、岡崎市SS、旭高原SSを対象とした山間地でのSS観戦と送迎がセットになったパッケージがある。
これだけ多くのチケットが存在すると、いつ購入する? その前に、どのチケットがいい? と悩む人も多いだろう。ということで、ここでは「ラリージャパン2023のチケット、どう買う?」 を考えてみたい。おすすめは「どこでどう観たいのか?」をしっかり決めることだろう。それを軸に決めていけば、すっきりとするはずだ。
まず、2023年のラリージャパンの各SSとそのスケジュールを確認しよう。岡崎SSは場所が変わったが、2022年大会と基本的にはSSは変わらない。豊田スタジアムのスーパーSSが新たに追加されているのもチェックしておこう。
週末の全体的なスケジュールを確認したところで、実際にどのSSを見たいのか、それともサービスパークを見たいのか、なんとなくイベントの様子を楽しみたいのか、といった感じで、自分の観戦スタイルを考えていけば、どういったチケットがベストかイメージできるだろう。
たとえば、岡崎SSを見たい、としよう。岡崎SSは2022年の乙川河川敷でのSSから、市内にある中央総合公園へと変更となった。2022年の様子を把握した熱心なファンが殺到する既存のSSと違って、新しいSSのためチケットは比較的まだ余裕がある。
岡崎SSは、ほかのSSとは異なり、短いSSを2本連続で走行する。つまり比較的コンパクトに観戦が可能。観戦ポイントも行き来が可能であり、飲食ブースやトイレもある。なによりも観戦ポイント入場の締め切りに「朝早くて辛い」なんてこともないだろう。