クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CUSTOM
  • スズキ「スイフトスポーツ」でドレスアップ沼に! サーキット仕様から華麗に転身させたのは「壊れるのは悲しい」から
CUSTOM
share:

スズキ「スイフトスポーツ」でドレスアップ沼に! サーキット仕様から華麗に転身させたのは「壊れるのは悲しい」から

投稿日:

TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

  • フロントマスク

現代版ボーイズレーサーで、カスタムもドレスアップもとことん追求

現行モデルは1.4L直噴ターボエンジンを搭載し、車重970kgという軽量ボディで走る愉しさを存分に味わえると評判のスズキ「スイフトスポーツ」。そんな現代版ボーイズレーサーでサーキット走行を重ねるうちに、ドレスアップカーの魅力に目覚めたオーナーの「スイフトスポーツ」を紹介しよう。

サーキットで走り尽くした結果、ドレスアップに目覚める

スイフトスポーツは実用性が高く、安全装備が充実していることに加え、デザイン面では、コンパクトスポーツの代名詞である「ボーイズレーサー」のスタイルを現代風にアレンジしているところも魅力となっている。そしてなによりも魅力的なのはその販売価格だ。クルマ選びの最重要ポイントでもあり、200万円台というのは今も昔も変わらず消費者にとっては購入しやすい価格帯だ。そんなところも人気を後押しする理由のひとつと言えよう。

今回、紹介する藤井宏基さんが手がけたスイフトスポーツは、当初はサーキット仕様としてカスタマイズされていた。イジることでさらなる走行性能を発揮するスイフトスポーツは、チューニングのベース車両としても申し分なく、まさに現代版チューンド・ボーイズレーサーと呼べる1台だ。

そんな愛車で走りを極めるべくサーキットに通っていたのだが、次第にドレスアップカーの世界に目覚めてのめり込むようになったそう。チューニングとドレスアップでは正反対のジャンルに思われるが、じつは大きな共通点がある。

例えば、タイヤのグリップ力をより高めるために太いタイヤを履かせることがある。すると、タイヤの太さに合わせてオーバーフェンダーやブリスターフェンダーを装着しなければならない。この発想自体は、ドレスアップでも共通している。そこにデザイン性を加味すると、大口径サイズのホイールを履かせたり、車高を地上すれすれまで下げるようなカスタムになる。そうなると、走りよりは見た目を重視していることから、ドレスアップ寄りの発想となるわけだ。

藤井さんのスイフトスポーツも、当初はサーキット仕様車として愉しんでいた。けれどもスポーツ走行を繰り返すうちにボディも傷み、エンジンやトランスミッションが壊れるといったトラブルを繰り返すようになってしまう。

「もちろん走っている時は楽しいですが、壊れるとやっぱり悲しい気持ちになります。自分が気に入って購入した大切なクルマなので、特別な愛着もありますし。それを何度も繰り返すうちに、走り系ではなく、スポーツカーとしてのスイフトのカッコ良さを追求する発想へと気持ちが変わり始めました。もともとクルマをイジることが好きだったので、追求し始めるとどんどんのめり込み、他人がやっていないスタイルのクルマを作りたくなって。そこでカスタムカー専門ショップとして有名な『ディメンションファクトリー』にお願いし、現車合わせのワンオフボディを話し合いの中で完成させました」

と語る藤井さんの愛車への愛情こそが、サーキット・チューンからドレスアップに転向した理由なのだとか。

12

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS