素材の多くはホームセンターで調達し創意工夫でコーディネイト
インテリアは外装とはまた異なったインパクトのある仕立て。スパイダーマンが描かれたマーベル仕様のルーフライニングに、ムーンアイズのビレットステアリングの組み合わせはアメリカンテイストだが、ダッシュボードは外装に合わせて染めQでグリーンにコーデしている。
さらにドアのライニングはカモフラ柄で、シート後方のパネルはウッドパネル風と各セクションテイストがバラバラ。でも違和感がないのはインパクト抜群のルックスに負けていないからだろうか?
「高価な部品を使うのではなく、多くはホームセンターのものであったり廃材を調達して賄い、それをあれこれと知恵を絞っています」
ただし、エンジンはノーマル。ここに手を付けると切りがなくなると自ら封印している。とにかく、自分が作りたい、乗りたいクルマを形にしているだけ、と語るタケやんさん。「これで完成ですか?」と尋ねると、「まだまだ夢の途中。次のアイデアはもう頭の中にある」とにやり。すでに2024年に向けて準備中だ。
ちなみに自宅にはラパン以外にも、30「プリウス」のヘッドライトを移植しオリジナルカスタムが施されたインパクト抜群のスズキ「カプチーノ」(なんとカラーはオレンジ)を筆頭に、初代ダイハツ「コペン」やスズキ「ツイン」なども所有。もちろん、すべてクルマに手が入っている。タケやんさんのカスタム道に終着という言葉はなさそうだ。