日本旧軽車会の主催で20世紀の軽自動車を特集
埼玉県のアリオ上尾の駐車場を会場として2023年5月21日に開催された、「昭和平成軽自動車大展示会」。年間28回もの旧車関係のイベントを行っている日本旧軽車会が主催する、その名の通り軽モデルをフィーチャーしたイベントで、会場にはさまざまな軽自動車とそのオーナーたちが集合した。
約300台の軽自動車がエントリー
年間28回もの旧車関係のイベントを主催(共催)している日本旧軽車会。基本的に1946年~2000年という、20世紀に生産された国内外の多彩な旧車が集まる集会となっているが、イベントによりさまざまなテーマが設けられている。
2023年5月21日(日)に埼玉県の商業施設、アリオ上尾の駐車場で行われたイベントの名称は、「昭和平成軽自動車大展示会」。そう今回は、軽自動車をフィーチャーしたイベントとなっていた。
会場には軽自動車を中心に(その他のモデルも参加していた)、約300台がエントリー。参加車両の他にも、パーツやグッズなどさまざまなアイテムを販売しているスワップミートも並んで賑やかなのは、日本旧軽車会のイベントのいつも通りの光景だ。会場がショッピングモールの駐車場だけあって、日曜日のショッピングに訪れたファミリーなど、旧車ファンだけでなくさまざまな層の来場者があるのもこの会場ならでは。
ひと言に軽といってもその方向性は多彩
会場に集合した軽自動車は、お馴染みの「スバル360」をはじめ、ホンダ「バモス」、マツダ「AZ-1」、このイベントではお馴染みのシザーズドアのダイハツ「コペン」を中心としたクラブなど色とりどり。
珍しいところでは、2005年にCQモータース(当時のタカラ)から発売された、ドラゴンボールなどでお馴染みの鳥山 明氏デザインとなるEVモデル、「QVOLT」も会場に展示。世界限定9台というこのEVは、たまたま会場に訪れていた人も興味深そうにのぞき込んでいた。このQVOLTに関しては、また改めて詳細をレポートするのでお楽しみに。
ひとことに軽自動車といっても、2サイクルエンジンから現代の4ストエンジンまでエンジンだけを見てもじつに幅広い。オリジナルの状態を保っているモデルも多かったが、オーナーの趣向によるカスタムを施されたものも多く(中にはワークス仕様のものも)、同じ軽自動車趣味といっても様々な方向性と楽しみ方があるのが感じられた。
まだまだ続く、旧車イベント
年間28回も行われる日本旧軽車会関連のイベントだが、8月はお休み(旧車のイベントは夏がツラい)で、9月から再開される。日本旧軽車会が開催(協力)するイベントに興味のある方は、WEBで確認することができるので、予定が合う方は見学にいってみてはいかがだろうか。
■日本旧軽車会イベント予定
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