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参加者の3割が初チャレンジ! だれでも参加できるジムカーナでドライビングスキルをアップしよう

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

「とりあえずタイムを残すことができました」

岩塚 眞澄さん(#33 ラストダイブ上昇負荷スパイダー)

関東の会社に勤務しているものの、4月から三重に長期出張となった岩塚さん。学生ジムカーナをやっていて、大学を卒業してからも走行会など年に何回かは走りたいと思っており、草レースなどに参戦しているそう。長期出張となった際にこのジムカーナチャレンジを知り、タイミングを見計らって初参戦となった。車両はアバルト「124スパイダー」。アバルトが好きで、山野哲也選手がジムカーナで使用していることもありチョイスした。練習走行1本目からミスコース、ミスコース、そして4輪脱輪と、すでに走行3本ともにタイムを残せていなかったものの、無事にアタック2回目で、とりあえずタイムを出して結果を残すことができた。

岩塚眞澄さん(アルファ124スパイダー/NF2EK)

「オートテストからジムカーナへはまりかけています」

福島 康さん(#28 Let’s play VEZEL)

ホンダ「ヴェゼル」の新車で参戦した福島さんも、このジムカーナチャレンジ初参戦のひとり。以前乗っていたオデッセイからヴェゼルに乗り換える際にJAFへ加入したことをきっかけに、オートテストを見つけた。時間もあるしどんなものだか行って参加してみようと始め、モータースポーツ競技1年目だという。「ほかにもないかな?」と探していて見つけたのがこのシリーズで、2023年から出場してみようということで申し込んだ。これまでずっとファミリーカーに乗ってきていて、運転の動作についても何も気にしてこなかったということで、曲がり方や荷重移動についていろいろ試している最中だという。

「デフを入れてロールバーを入れて楽しくなってきた」

上野 浩さん(#25 6代目ぴろりん号ロードスター)

19歳の時に仕事で切断してしまい、右上腕欠損ながらこのジムカーナチャレンジに参戦している上野さん。ステアリングコラム上にノブを取り付け、左腕一本で走行をする。Mモードをチョイスして、シフトダウンはパドルを使用。ただシフトアップのパドルは使えないので、直接シフトレバーを操作するが、その際に手離し状態になるのでライン取りなどもほかの参加者とは異なることが多い。

競技を始めて6年目、このジムカーナチャレンジおよびG6に参戦をしている。毎年年末になるともうモータースポーツは辞めようかなと考えるものの、結局年始にはもう一年頑張ってみようかなと思っているとか。まだ優勝の経験がなく、とりあえず優勝するまでは頑張るかも、と話す。

今回は若干難しいコース設定となったが、MLSでは平日設定されているフリー走行の中に第2第4木曜日を中心に「ジムカーナデー」も設定されており、ここでの練習走行で腕を磨くことも可能と、さらに門戸を広げている。シリーズ年間4戦で行われている「Luft Gymkhana Challenge」シリーズ、次戦は10月14日(土)開催となる。

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