BMW一筋で歩んできた愛車人生
BMW AG(ドイツ本社)公認のクラブである、「BMW Club Japan」。同クラブではさまざまなイベントを開催してBMWを満喫していますが、人気コンテンツであるツーリングに密着。2023年7月2日に開催された、サマー・モータリングin奥志賀を取材しました。20台以上の新旧BMWが参加していましたが、今回は「M3」のオーナーを紹介します。
M3のパワフルさとハンドリングの良さに惹かれた
ダークブルーのボディカラーが美しい、F80型BMW M3で参加していたT.Mさん。このほかにも318tiを所有しているとのことで、2台体制でBMW LIFEを楽しまれている。本当は318tiでツーリングに参加する予定だったのだが、今回はM3に変更して会場までのワインディングで走りを楽しんだ。
「318tiは1997年に新車で購入して、もうすぐ26年になります。このM3も新車で購入して8年になり、約5万4000kmを走破しました」
どちらのクルマも魅力的だが、普段、市街地などを走るのなら、コンパクトな318tiのほうがベストとのこと。このM3を購入した理由を伺ってみると、
「最後のクルマにしようと思い切って購入したM3は、パワフルさとハンドリングの良さに惹かれました。まるで新幹線のようなどっしりと安定した走りを楽しめるのがいいですね」
T.Mさんは36歳で運転免許を取得し、初めての愛車が5シリーズだったという。購入する際、同じドイツのライバルメーカーと悩んだそうだが、BMWを選んだ。その後318tiに乗り換えてM3を増車し、現在までBMW一筋を貫いている。ノーマル状態を大事に維持するM3で、今後は色々なところへ旅行に行くことを計画しているそうだ。
「今後はこのM3とともに、北海道や九州などへ旅に出てみたいですね。惚れ込んだ走りをこれからも存分に楽しんでいきたいと思っています」
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T.Mさんにとって、クルマとは運転していて話をしているような感覚が味わえる相棒のような存在だという。コンパクトでキビキビと走る318tiとパワフルな運動性能が魅力のM3。これからもずっと、この2台を愛し続けていってくれることだろう。