満を持してALPINAのオーナーに
BMW AG(ドイツ本社)公認のクラブである、「BMW Club Japan」。同クラブではさまざまなイベントを開催してBMWを満喫していますが、AMWでは人気コンテンツであるツーリングに密着。2023年7月2日に開催された、サマー・モータリングin奥志賀を取材しました。20台以上の新旧BMWが参加していましたが、今回はアルピナD3のオーナーを紹介します。
ディーゼルの力強さを味わいたくてD3を選択
BMWに長く乗り続けているという中嶋夢理さん。現在の愛車である「アルピナD3」は2018年に手に入れて、約5年となる。
「最初に購入したのが、E60の530iでした。そのあとにF87 M2に乗り換え、そしてこのアルピナ D3を手に入れました。530、Mと来たら、次はアルピナかな、と思いまして乗り換えることを決意しました」
ボディカラーはミネラル・ホワイトを選択。このチョイスにもこだわりが込められていた。
「アルピナといえば、ブルーやグリーンが定番ではありますが、あまり見かけないホワイトを選び、アルピナラインはゴールドを組み合わせました。エレガントさを演出できて、気に入っています」
ガソリンエンジンのB4ではなくD3を選んだのは、ディーゼル特有のトルクの太さによる乗りやすさを味わいたかったから。今回のツーリングでコースとなっていたワインディングでも、パワフルなエンジンとしなやかな足まわりで快適に走れたそうだ。
「M2はコンパクトで、小さなレーシングカーのような印象で、当然乗り心地も少し固めです。対してアルピナD3は、路面状況の良くないワインディングでも、しなやかな足まわりで気持ちよく走ることができます。M2でもこのD3でもサーキット走行を楽しんだことがあります。性格の異なる2台ですが、どちらもほぼ同じタイムで走ることができました。どちらがいいとかではなく、それぞれの良さがありますね」
オリジナルの状態を気に入っているとのことで、カスタムなどをする予定は無いそう。中嶋さんにとって、クルマは自分自身の成長の証であり、家族であり、相棒と語ってくれた。このアルピナD3にこれからも乗り続け、充実したBMW LIFEを送ることだろう。