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格安「カプチーノ」が急ブレーキできない! ディクセルのディスク&パッドでブレーキをオーバーホールしました

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

交換後はカチッとしたフィーリングで安心感バツグンに

当たり前といえば当たり前の話だが、同じクルマとは思えないほどの違いだ。何よりもカッチリとしたペダルのフィーリングは安心感があり、急ブレーキ気味に減速しても以前より確実に制動力が高く、ABSが作動することもなく狙った位置でストップできるようになった。

フロントキャリパー

これまでは古いがゆえにブレーキが甘くても「こんなもんか」と勝手に思い込んでいた。また、車検が切れることもあり冬の間は乗らないと決めていたので、室内のリフレッシュやオールぺンを優先してしまったが、実際のところはブレーキを真っ先にやるべきだったと反省。

メカニックの友人にこんな話を聞いた。依頼されたパーツの取り付けが終わって試運転したところ、ブレーキの利きが明らかに弱くメンテナンスを勧めたらしい。ところが返事は「急ブレーキなんて使わないから大丈夫」で、次の車検までそのまま乗ると言い放ち帰ってしまったそうだ。

たしかにそのクルマに慣れたオーナーなら、通常の減速であれば問題ないかもしれない。歩行者が飛び出すなど急ブレーキが必要になる可能性を、まったく考えず運転している人がいることに恐怖を覚えたという。走る・曲がる・止まるのうち一番大切なのは「止まる」だと、改めて思い知らされるカプチーノのブレーキ交換だった。

12
  • ローター
  • ブレーキ交換後
  • フロントキャリパー
  • ブレーキ交換中のカプチーノ
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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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