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まるで実車! スバル「インプレッサ」のWRC黄金期の2台が1/18スケールで蘇る! 新規金型で超絶再現を実現しました

京商オリジナル 1/18 スバル インプレッサ 1995 モンテカルロ #5

マニアなら2台揃えたくなる!

新型車両はもちろん、クラシックカーや軽トラックなど様々な車種をモデルカー化しているホビーメーカーの京商。同社のオリジナルブランドから、ダイキャスト製1/18スケール「スバル インプレッサ 1994 RAC #4」と「スバル インプレッサ 1995 モンテカルロ #5」の2台がリリースされた。どうして今、発売なのだろうか。

スバルが本気でWRCにチャレンジ

スバルが本格的にWRCにチャレンジしたのは、レガシィが登場してからだ。デビュー戦は1990年のサファリラリーで、6台が出場し総合6位でフィニッシュ。同年の最高順位は4位(1000湖ラリー)で、ランチアやトヨタといったライバルにはまだまだ遠く及ばなかった。その3年後の1993年のニュージーランドラリーで、ワークスドライバーだったコリン・マクレーのドライブにより、レガシィは初優勝を挙げた。

同年、スバルはWRCで勝つことも意識して、「インプレッサ」を登場させた。デビュー戦は1000湖ラリーで、いきなり2位を獲得した。レガシィよりも小さくて軽量なボディが勝利へと導いてくれたのだろう。

翌1994年には、トヨタで活躍していたカルロス・サインツがスバルチームに加入し数多くの勝利を重ねた。初戦のモンテカルロでは3位入賞(カルロス・サインツ組)、ツール・ド・コルスラリーでは2位入賞(カルロス・サインツ組)、アクロポリスラリーで初優勝(カルロス・サインツ組)、ラリーアルゼンチン2位(カルロス・サインツ組)、ニュージランドラリーで1位(コリン・マクレー組)、1000湖ラリーでは3位入賞(カルロス・サインツ組)、サンレモラリーで2位入賞(カルロス・サインツ組)、RACラリーではコリン・マクレー組が優勝している。と、ざっくり振り返ってもスバルの戦闘力が上がっているのは結果を見ればすぐにわかったのだ。

新規金型で作り込みに注目

今回、京商から発売されるダイキャストモデルは、1994年シーズンの最終戦「RACラリー」に出場したゼッケン4のコリン・マクレー/デレック・リンガー組が勝利したマシンを再現。グラベル仕様のため、ラリー用のタイヤを装着し、車高も上がっている。

もう1台は、1995年シーズンの開幕戦「モンテカルロラリー」に出場し、優勝を飾ったゼッケン5のカルロス・サインツ/ルイス・モヤ組のマシン。こちらは、ターマック用のスリックタイヤを装着し、RACラリー仕様よりも車高が下がっている。

2台のインプレッサは新規金型で製作されている。エクステリアのスポンサーロゴや塗装のツヤのクオリティはもちろんだが、注目したいのはインテリア。車内中央にあるヘルメット置き場は本来スポンジ製だが、京商では実車に近い雰囲気に塗装されている。ダッシュボードのラリーコンピューターは、水転写デカールを使用することで、再現性が高まった。その他の部分はぜひ手にとって確認をしてほしい。

同製品は、開閉機構を持ち合わせているため、細部まで確認することが可能だ。価格は2万8600円(消費税込)となっており、全国のミニカー販売店およびインターネットで購入することができる。

※写真は実際の製品とは異なることがあります

■商品詳細

【商品名】京商オリジナル 1/18 スバル インプレッサ 1994 RAC #4, 1995 モンテカルロ #5
【メーカー希望小売価格】各2万8600円 (消費税込)
【発売】全国のミニカー販売店 またはインターネット販売
【素材】ダイキャストモデル
【ギミック】開閉機構あり
【WEBページ】
https://dc.kyosho.com/ja/dc-sp-subaru-imp-ks08962

■問い合わせ先
京商株式会社 お客様相談室
TEL:046-229-4115
※13:00~18:00(月曜~金曜日、祝祭日を除く)

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