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2039馬力の「エヴァイヤ」にジェンソン・バトン仕様が登場! ロータスのハイパーEVを元F1王者はどうアレンジした?

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TEXT: 山崎元裕(YAMAZAKI Motohiro)  PHOTO: Lotus Cars

英国ロータスによる新時代のEVハイパーカー、エヴァイヤ

ロータスが2019年に発表したEVハイパーカーの「エヴァイヤ」。開発コードであるタイプ130にちなんで、130台が限定生産される計画となっているが、そのパフォーマンスは数あるハイパーカーの中でも、多くのファンたちと、そして実際に購入を考えることができるスーパー・リッチには魅力的なものだった。

2000psオーバーのパフォーマンスを存分に味わえる

1基あたり500psの最高出力を持つエレクトリック・モーターを4輪に搭載し、トータルで2000psの最高出力を発揮(最近そのスペックは2039psに変更された)。走行モードに「レンジ」、「シティ」、「ツアー」、「スポーツ」、「トラック」の5種類を持ち、レンジ・モードを使用すれば出力は最高で1000psに制限されるものの、一方では後輪駆動への切り替えも行うことで、約400kmという最大巡航距離を可能に。またトラック・モードでは2000psオーバーのパフォーマンスをフルに味わうことのできるEVハイパーカー。それがエヴァイヤというモデルだった。

ジェンソン・バトンが自分だけの1台を製作

2023年8月17日に米国のモントレー・カー・ウィークで披露された、エヴァイヤの「ジェンソン・バトン」仕様は、一般のカスタマーと同様に、ロータスのインディビジュアル・チーム(デザイン・チーム)との協力で、自分だけの1台を製作しようというプロジェクトから完成されたもの。

バトンがインスピレーションを得たのは、2009年にブラウン・メルセデスからF1GPに参戦し6勝を挙げ、ドライバーズ・チャンピオンを獲得した「BGP001」。ベース・カラーのアークティック・ホワイトはもちろん、ヴァーグ・イエロー、カーボン・ブラックというアクセントカラーも、もちろん当時のマシンに使用されていたものに他ならない。ドアの前方にあしらわれる「22」の数字は、このときのゼッケン番号だ。

2009年に自身が優勝したマシンのイメージを随所に盛り込む

アルマイト仕上げのシルバーのセンターロック、そしてグロスブラックのアロイホイールにヴァーグ・イエローのブレーキキャリパー。これも外観からバトンのエヴァイヤを力強く、そして俊敏に見せる重要なアイテムだ。

コクピットにも同様にバトンの趣味は反映されており、シートはホワイトとブラックのパンチングレザー・シート。ヘッドライナーとステアリングホイールには、エボニー色のアルカンターラが用いられている。ペダルやスイッチ類に使用されるライムイエローのスイッチもBGP001に由来するものだ。

ジェンソン・バトンにとって、このエヴァイヤは何物にも代えがたい、唯一無二のハイパーカーとなるのだろう。

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