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ジープ「ラングラー4xe」と昭和レトロな純喫茶の定番に通じる心。日本百名山「谷川岳」で淹れる【山の珈琲】〈PR〉

ジープ「ラングラー4xe」と昭和レトロな純喫茶の定番に通じる心。日本百名山「谷川岳」で淹れる【山の珈琲】〈PR〉

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TEXT: AMW 西山嘉彦(NISHIYAMA Yoshihiko)  PHOTO: 横澤靖宏

いざ、魔の山「谷川岳」へ

至福のコーヒーとドライヴを味わうために向かうのは「日本百名山」。今回はジープ「ラングラー4xe」で、日本でもっとも恐ろしい山のひとつである標高1977mの谷川岳(オキノ耳)で、一杯の「山の珈琲」を嗜んできました。

しつけのいいラングラー

水上ICを目指して、練馬から関越道を北上する。悪路に強いジープのなかにあって、もっともハードコアなラングラー(しかもルビコン)は、これまで高速道路の長距離が得意とはお世辞にも言い難かった。しかし、モーターを得たプラグインハイブリッドの「ラングラー4xe」は、その先入観をかなり払拭させるマナーを得た。発進時の出足など、ラフな感じは一切なくマイルドでスムーズなのである。

アウトドアライフ楽しむには、最高のパートナーであるラングラーではあるが、唯一と言っていいウィークポイントが改善されたのである。もちろんマッドテレーンタイヤはオフロードでこそその真価を発揮するもので、オンロードではロードノイズも大きく、サイドウォールが厚いためにステアリングの入力に対してリニアに反応してくれない。

マッドテレーンは、不整地でしっかりグリップするようにやわらかく作られているため、オンロードの高速走行ではトレッド面が撓んでしまってフラットをキープしづらい。これはこの種のタイヤを装着したクルマでは当たり前なので、おおらかな気持ちで運転するしかない。

進化はアクセルペダルの入力に対するパワーデリバリーの所作にある。ラングラー4xeのドライブモードは3種類。電気モーターのみの「ELECTRICモード」、極力バッテリーに蓄電するようになる「e-SAVEモード」、そして「HYBRIDモード」となる。スタータージェネレータを受け持つP1モーターと、駆動アシストを受け持つP2モーターのふたつがラングラー4xeには備わるが、歴代ラングラー並びに現行のICEモデルを運転したことのある人なら、ゼロ発進からの所作が洗練されていることにすぐに気がつくだろう。

エンジンが唸りをあげることなく、静かに、しかもアクセルペダルの微妙な加減に呼応してスムーズに2350kgの車体が発進するのである。すでに渋滞が始まっていた都心の首都高速のノロノロした動きのなかでは、本当に楽をさせてもらった。きっと、下山した後の帰路、渋滞の関越道を練馬に向かう時もこの恩恵に与ることになるだろう。

水上ICをおりて、谷川岳ロープウェイ駐車場を目指して走る。瓜生卓造の『谷川岳─生と死の条件』には、いかにして谷川岳が開発されていまの姿になったのかが記されている。昭和6年に上越線が開通し、土合駅ができてから東京から近い山、2000mほどという標高の割に高山のような風格を備えていることもあって人気が出た。

>>>ラングラー4xeをもっと詳しく知ろう!

敷居の低くなった山

上越線は湯檜曾川に沿って走っているが、鉄道と川の間を国道291号線が伸びている。いまは鉄道ではなく、クルマで谷川岳を目指す人のほうが圧倒的だろう。

谷川岳ロープウェイ乗り場の駐車場にラングラー4xeを停める。この先の一ノ倉沢までモーターのみのELECTRICモードで静かに登っていきたかったが、一般車は乗り入れることができない。断念して寄り道せずにそのまま駐車場に。

魔の山として有名な谷川岳であるが、それは通行止めの道を進んだ先にある一ノ倉沢の岩壁から目指すルートのことである。1960年に完成したロープウェイのおかげで、今では誰でも気軽に山頂を目指すことができるようになった。冬場などは天神平スキー場がスキーやスノボ客で賑わう。

>>>ラングラー4xeに試乗しよう!

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